ピサロの策略が冴えわたる!? そしてラストはドラクエⅢファン大興奮の展開! アイマスクエストⅣ 105話 「大空の覇者」 感想

アイマスクエストⅣ 105話 第八章09「大空の覇者」

デスパレス終結
予想してた展開を尽く裏切られ、唖然としました。
……まあいつものことなんですがw

(以下ネタバレ注意!)

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まあ誰が何と言おうと、今回のMVPはピサロでしょう!
砂漠での闘いでは戦闘面で彼の凄さを見せつけられましたが、
今回は策略家としての凄味を存分に発揮してくれました。
前回で全く動きが見られ無かったから、
何か策を用意してはいるんだろうなーと思っていましたが、

何てもの作ってんだよお前はwww
ドラクエ世界の住人には絶対に不可能な発想……これぞ正にピサロの真価ですね。
それでいてドラクエ世界のアイテムである「風神の楯」を上手く利用してるのがまたw

しかもこの後の流れがまた最高すぎました。
一発目の爆弾岩でまず閣下に攻撃をくらわせることに成功。
二発目の爆弾岩、三発目のヘルバトラーは不発に終わり、
四発目には自らが登場し、一度通り過ぎた後にルーラを使って不意打ち。

(このときの挿絵マジカッケええええ! 描いた人GJ!)
ラストはギガモンの「攻撃を受けると巨大化する」性質を巧みに利用し、
閣下を空から突き落とすことに成功

……いや、ホント驚きましたよ。あまりにバカバカしすぎて。
こんなどう見てもギャグとしか思えないような作戦を、
あの閣下相手に、
しかも大将自ら体を張って実行しているんですよ?
そしてさらにそれを成功させちゃってるわけでwww

でもただ発想だけに止まらず、
二発目の爆弾岩で閣下に「二度は通じない」という余裕を持たせたり、
ヘルバトラー・そして自らを連続で飛ばすという斜め上すぎる展開によって、
不意打ちに気づかれるのをギリギリまで引き延ばしたり、
そして接近して閣下に焦りを与えることで、反射的にギガモンを攻撃させたりと、
非常に巧みな形で閣下に精神的揺さぶりをかけているんですよねー。
やはり本質的にはかなりの切れ者であるに違いありません。

作中屈指の切れ者でありその上、
誰もが思いつかない(ってか思いついても実行しないw)大胆すぎる作戦を実行できる。
策略家としても凄く魅力なキャラだと改めて感じさせられました。
マスドラ戦が大好きな僕としては、再びそう思えるシーンに出会えて嬉しい限りです。

この後も持ち込んだ閣下との一騎打ちには敗れたものの、
閣下の気が緩んだ一瞬の虚をついてトヘロスを発動。
何とあの閣下を撤退に追い込むことに成功。
これで砂漠の決戦時の借りは返しましたね。
ホント転んでもただじゃ起きない男だなwww

爆弾岩の不意打ち、ギガモンをぶつけての撤退、
そしてトヘロスでバリアを解除し、炎の嵐に巻き込む……
結果として三度も閣下のお株を奪うことに成功しました。
今回のピサロは本当にカッコいいとしか言いようがなかった!
特にトヘロスの使用時は、自らも炎を浴びることになるのに躊躇しない辺りがいいね!
彼がこれだけ魅力的なキャラに成長したから、
魔族サイドの物語もより面白く感じるんですよねー。
もう8章においては裏主人公状態だなぁwww

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一方で閣下に関しては、今回彼女の正体に近づく様々な事実が明かされました。

ルゥ曰く、「閣下は完全な闇属性」

いままで「元人間の“賢者”」と称されてきた閣下ですが、
ピサロが言うには、彼女の真価が発揮されるのは武器を使った接近戦であること。


腹心魔牛王の元の名前がカンダタであること。


そして、真の姿を現した(?)白き不死鳥……

ドラクエシリーズファンとしては、何かもう怒涛の展開すぎますwww

特に魔牛王=カンダタは考えもしなかったので凄くビックリ。
あそこで一瞬BGMを止める演出のおかげで余計に……
実はいままで、魔牛王はわりかし重要ポジションのわりに唯一のオリキャラであることが微妙に引っかかってたんですが、
そういうわだかまりが解けたのでこの展開は大歓迎でした。
てっきり「マキュロP」をオマージュしたただのオリキャラかと思いきや、
ちゃんとドラクエ世界の住人だったのねw

マスクエでは予測コメントはできるだけしないだね、ってことになってますが、
この場で思わず閣下の正体予想についてコメントしたくなる気持ちは分からんでもない。
本当に閣下という人物の謎は僕を惹きつけて離しませんもの。
最期に不死鳥相手に見せた優しげな態度とか見てるとさらに、ね。

そんな閣下が、ルビスとどういう因縁を持っているのかも気になるなー。
そしてルビスがお願いした「やよいにしかできないこと」とは何なのか……
ああもう、考え出すとキリがない!

今頃予想コミュは盛り上がってるんだろうなぁ〜。
予想したくなるような謎・伏線があまりに多すぎるんですもの!
……とりあえず、あれだ。

ルゥをとっちめて閣下の謎を聞き出さないと、だなwww

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その他気になったことを箇条書きで。

・閣下の生む魔物は「張り子の虎」
 不安定であり、倒すとすぐ闇に戻る……ほほー。
 そしてニフラムが効きやすい? 正義の算盤大活躍フラグ?

・今回はてっきり美希無双になると思っていたものの、出番は序盤のみ。
 彼女は果たして閣下の軍勢とどのような闘いを繰り広げていたのか、それとも……

・気にかけてはいるものの、あずさとの再会を意図的に避ける美希。 
 今後どのような形で再会し、どんなやり取りを繰り広げるのだろうか……

・2章組+あずさが
 ギガンテス×3相手に壊滅寸前。
 強くなったと思ったのに、閣下勢の量産ザコ相手にも苦戦するのかと戦慄。
 単体で圧倒したピサロ、さらにそれを上回った閣下は最早化物w
 
・タロットの絵柄が改良されてるような……

デスパレスに潜入したバコタはどうなったのか?
 まさかとりもちトラップに

……まあこんなとかかな。

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今回の感想はとりあえずここで終わり!

105話で8章全体のおよそ1/3が終了、さらに話に一区切りがついたらしいですね。
次からは新たな段階に入っていくということなのか……
現在の状況では、次の展開がどうなるのかまるで分からないなぁw
果たしてどんな方向に向かっていくのか、
胸躍らせつつ次回を待ちたいと思います!