"あのキャラクター" が舞台から消えて…… アイマスクエストⅣ 107話 「激昂」 感想(前半)

アイマスクエストⅣ 107話 第八章11「激昂」

今回の感想は、長くなるため前後編でお送りします。

※ネタバレ含みます

                                                                                                            • -

前回の感想では、いろいろな可能性をあげていましたが、
実のところ、「消える」のは閣下ではないかという確信めいた予感がありました。
(なんか後出しジャンケンっぽく聞こえますが、ホントですよ!)
もちろんアイドルたちのだれかが死亡帰還するかもとは思っていましたが、
やっぱり、「消える」という言い回しが引っかかりましてねー。
でもやよいやあずさ辺りは消えてもおかしくなかったので、その線も捨てきれずにはいましたが。

この三週間ずっと、キャラが「消える」ことについて考えてきました。
シリーズが始まってから4年、僕が見始めてからは3年と3ヶ月ほど。
アイマスエストの世界の住人は、もう僕にとって特別な存在になっています。
その中の誰かが欠けたとき、僕は果たしてどう反応するのか。
それがやよいやあずさだった場合、
凄い喪失感が襲ってきて、ガチ凹みしたまま感想を書くんだろうなーと予感していました。

では、閣下の場合はどうか?

その答えは結局出ないまま、107話の視聴に臨むことになりました。
そして見終わった後に僕の心に残ったのは、何とも言い難いモヤモヤ感。
落胆も歓喜もあく、ただただ戸惑うばかりです。
たぶん、閣下の全てがまだ見えてこないからなんでしょうね。
……なんか前回の感想でも全く同じようなこと書いたようなw

でもやっぱり、僕は閣下というキャラクターをどう見たらいいのかまだ掴めてないんですよ。
物語の主役で、人気投票一位で、それに見合うだけの魅力あるキャラだと思っています。
しかし僕には、閣下に対してアイドルたちほどの思い入れはありません。
いつか来るであろう彼女の全てが明かされるときが、
このモヤモヤした感情も晴れ、そして僕の中で彼女がアイドルたちと並ぶ瞬間なのでしょう。

話の展開自体も衝撃でしたが、
視聴後に人気投票ページで見たあとがきがズドンときました。

閣下が舞台から消えます。

これは決まっていたことですが

誰が消すかは決まってなかった。

これから春香は一人です。


86話マーニャ編10話でも語られていた通り、
「ルビスのナイフ」が閣下を封じることができるのは、一ヶ月ほどの間だけです。
だから僕は当然のように、閣下は一時離脱するだけなのだと思っていました。
しかしこのコメントからするに、
閣下の出番はラスト近辺まで無いのか、もしくは完全に無いかのように思えます。
春香が「光」を使って消し去るのか、それとも1ヶ月の間に物語が終幕へ向かうのか……

でもこれ、ておくれPと視聴者の間に微妙なズレがある気がするんですよね。
たぶん今回は、ておくれPにとって凄く重要な回だったはずです。
物語の舞台から主役であり、かつ最も思い入れがあるであろうキャラが消える回ですから。
もしかしたら、閣下の正体を明かした96話以上かもしれない。
だから「一人消えます」なんて予告をしたり、
投票所の下の方で、「長かったなあ」と呟いたりしたんじゃないかと。
でも一方で、先の展開を知らない視聴者側はそうはいかない。
僕自身、後書きを読むまでは、あくまで閣下の退場は一時的なものだと思っていました。
「消えたのは閣下? それとも美希?」
なんてコメントがついているのも、
まさか閣下が、これで舞台から去ったとは思ってないからなんじゃないかなー。
なんだか、視聴者側はPほど今回の展開を重く受け止めていない気がするんですよね。
そう考えると、「一人消えます」っていう発言はしない方がよかったような……

なんか的外れな批判っぽいこと書いてごめんなさいm(_ _)m
これで実は、
「閣下の退場はやっぱ一時的なもので、僕が後書きを読んで勝手に誤解していた」だとか、
「本当に美希も消えていた」とかだったらもう全力で謝罪します。

何にせよ、これからしばらくは閣下のいない状態で物語が進むのは間違いありません。
7章までのアイマスエスとは、なんだかんだで原作のストーリーに沿って進行してきました。
そして、8章でそれをぶち壊したのが閣下の本格参戦だったように思えます。
彼女のいない世界で、物語をどう進んでいくのか……期待と不安で胸がいっぱいです。

前半はここまでで。
何か今回のお話に全くふれられなかったので、そこは後半でカバーしますw
あんだけ面白かった話にノーコメントってわけにはいかないので……

後半:呼吸を忘れそうになるほどの緊迫感!