「きらめく すごい 舞台へ」製作後書き

昨日、頂いたコメントへの返信もせずに(ホントすいませんでした)何をやっていたかというと、

なんと黒歴史動画を作っていました。

以下その後書きになります。
ちなみに、動画本編もこの記事もアニマス最終話までのネタバレ含むので気を付けてください。

動機

この動画を作ってみようかなーと考えたのは、アニマスの23話が放送された頃くらいだったかな?

そろそろアニマスも終わるなー
→終わったら、誰か「約束の場所へ」で総集編的なMAD作ってくれないかなー。
→僕だったら、あそこにあのシーンを置くかなぁ。んでここは……
→あれ、もうこれいっそ自分で作るって選択肢もありじゃね?

といった感じ。
でもいろいろとバタバタしてて、制作に取り掛かったのは21日(水)からでした。

選曲

“この曲で”アニマスMADを作ろうってところから始まったので、ここは最初から確定していました。
今回使用した「約束の場所へ」は、僕の大好きな「カレイドスター」というアニメの二番目のOP曲で、作品全体の主題歌的なポジションでもあります。
大好きなアニメのうえに、アニマスの物語と被る部分も多いので、是非この二つを組み合わせてみたかった!
カレイドアニマスみたいな話が好きな人なら絶対ハマるのでお薦めです!
 過去に書いた紹介記事→「現在無料配信中! カレイドスターの魅力を書き綴ってみる」

「約束の場所へ」は僕が知る限り、
1.米倉千尋さんが歌っている本家
2.カレイドスターのキャストが歌っているカレイドスターズver
3.米倉さんとキャストの両方が歌っているver
の三パターンが存在します。
大きな違いとして、本家は「yes growing up」の部分が続いている途中でフェードアウト。
2・3は、最後にもう一度「願いがいつか叶うまで 一人じゃないさ」の部分が入って少し時間が伸びているということがあります。
そして2・3の「yes growin'up」「yes time for jump」がちょうど計12回だったので、
「これちょうど12人分(亜美真美は統合)あわせられるじゃん! これはいける!」
と思ったんですが、2・3はカレイドスターというアニメにおいてそのキャストが歌っているからいいんであって、
アニマスの物語と合わせるなら本家の方がいいよなーと悩んでいました。
……決してそら役の広橋さんの歌が空気を壊しそうだとか思ったわけじゃないんだからね!(ARIAでの歌の上達っぷりには心底驚かされました)

んで結果としては、1の終盤から3の終盤に繋ぐことで、長いバージョンの全編米倉さん版をでっち上げました。
僕のカンを頼りにしてやや適当に繋いだので、もしかしたら継ぎ目がバレてるかも……w

製作

「さて作ろうか」と腰を上げたのが水曜日でしたが、
そもそも僕はPCなんてワード・エクセルくらいしか触ったことのない人間なので、何をどうすればいいやらさっぱり。
とりあえずいろいろ探ってみたところ、

こんなものを発見。なにこれすっごく分かりやすい。
ここまで丁寧に解説してくれると、さすがの僕でも手に取るように理解できます。
短期間で何とか完成にこぎつけられたのはほとんどこの動画のおかげです、製作者の方に心から感謝m(_ _)m

この動画に習って、水曜日にRadioLine Freeで音源作成。
木曜にWindowsムービーメーカーで動画を一番の途中辺りまで、
金曜・アニマス25話感想を書いた後に動画の残り部分を……という感じです。
動画部分に関してはよく名前を耳にするAviutlも試してみようかと思いましたが、
ムービーメーカーの方が分かりやすそうかなーと思ったので結局さわってません。
でも製作中に何回も固まりやがったから、やっぱりそっちも試してみるべきだったかもw

動画内容

至ってシンプルな切り貼りMADなので、特別なことは何もしていません。
頭の中では「こういう演出してみたいなー」というアイデアもそれなりにあったんですが、
たぶんそこまで勉強しようとすると、製作に取りかかる前に折れちゃいそうだったのでやめましたw
例えつまんない動画になるとしても、熱が残っているうちに作りたかったのです。

唯一工夫できる点である、「どのシーンをどこに置くか」については悩みまくりました。
全25話という膨大な素材からたった5分の映像を作るのはホント難しかったです。
冒頭の「1話のみんなが目標を語るシーン→OPのホワイトボード→円陣→タイトル」の流れだけは早々に決めていたんですが、後はずっと白紙のまま。
最初は歌詞に沿ったシーンをひたすら合わせていこうかと考えていたんですが、何かツギハギだらけな感じになりそうだったので中止。
結局、主役格の美希・千早・春香を中心に構成することに。
時系列的に最初は美希なので、とりあえず木曜の時点で美希メインの一番を途中まで作りました。
「別に美希は負けそうにもなってないし強がっても無かったけど、まあ歌詞と完璧に合わせなくてもいいよね」と現実逃避w
残りをどうするかは、その日放送される25話次第ということで保留。

そして25話を見て、2番を春香&千早、ラストのサビをオールスターズで構成することに決めました。
2番を千早、ラストを春香という構想もあったんですが、そうしなかった理由が二つ。
一つは、25話の「いつまでも、どこまでも」のイメージPVが素晴らしかったこと。
もう一つは、はるちはみきに絞りすぎたら、アニマスのメインテーマとズレちゃいそうだということ。
その代償として、美希パートだけ長くなっちゃったのがやや残念でした。
美希+竜宮(伊織)で構成するというアイデアもあったんですが、結局実行しませんでした。
どっちがよかったかは分かんないし、どっちを選んでもきっと後悔し続けただろうなぁ……

一番最後の「yes growin'up」「yes time for jump」で全キャラの個別回を回収するのは当初から予定していましたが、
それと対比させる感じで、最終話のライブシーンを使うことにしました。
律子はステージシーンが無かったので、一期OPのシーンを拝借。
あのシーンを使ったのは他にもいろいろ理由があるんですがね。

それぞれの印象的なシーンを使ったんですが、あずさと真の素材が短すぎてちょっと酷いことになったのでここで2人に謝罪しておこう。
流れる順番は、伊織(2話)から春香(24話)というキャラ回の時系列順です。
冒頭のシーンと合わせて律子→真→雪歩(ryというのも考えましたが、時系列がバラバラになると気持ち悪そうなのでやめました。
律子の位置は最初の方がいい気もしたんだけどなぁ……

キャラ回の方は、春香と千早のみ複数選択肢がありました。
春香はラストに置いた方が据わりがいいので、即決で24話に。
千早は20話でもよかったんですが、4話の素材を全く使っていなかったのでそちらに決定。
「これで全部の回を使った!」と思いきや、その後23話を一度も使っていなかったことが発覚しました。
イマイチ使いどころがなかったんですごめんなさい。

ちなみに全体通してのお気に入りは一番のラストで13話タイトル→24話の春香の回想に繋げるところと、ラストの個別回ラッシュかな。
後者は詰めの甘さを見せまくりだけどw

妥協

投コメにも書きましたが、正直この作品妥協しまくりです。
投稿する前に見返してみたら、
「あ、ここミスってる」「ここズレてる」「このシーンチョイスは無いわぁ」「ここはあのシーン使えばよかったかも」「つーか画質わるっ」
等々いろいろと引っかかる部分があったんですが、もう直す気力がありませんでした。
というのも「絶対23日中に投稿しよう! そして余裕をもって雪誕を迎えよう!」という一心で作り続けて、
数のトラブルを乗り越えて何とか23時に完成したと思ったものの、
その後またトラブって間に合わなかったという展開でちょっと心が折れちゃったんですわ。
この辺の経緯は馬鹿らしいし書くのがめんどくさいので割愛。

んで直したい点に気づいても、「まあ、とりあえず見れるんだからいいや。今から直すのいろいろと大変そうだし」
くらいの気持ちでスルーして、今もその判断をそんなに後悔してなかったりします。
(一か所だけ公開後に気づいて凄く後悔したところあるんだけど……)
こういうアバウトなところが製作者に向いてないですわ俺w

という訳で、そんな妥協だらけの作品を恥ずかしげもなく公開してすいませんでした。

公開

んでまあ、諸々のミスを華麗に(?)スルーしていざ公開へ。
エンコードでまた躓くかなぁと恐れてたんですが、「つんでれんこ」が神すぎて何も勉強する必要ありませんでしたw
いやもうホントありがたい。ありがとうございました。

動画タイトルはカレイドスターの最終話タイトル「約束の すごい 場所へ」から取りました。
アイマス的には「約束の場所」よりも「きらめく舞台」の方がいいかなぁと思ってああいう感じに。
ちょい語感が悪くなっちゃったけど、そこはまあ見て見ぬふりでw

サムネはランダムで出力されたのがちょうどいい感じのシーンだったので即決。
ネタバレになっちゃうので、避けようとしていた人には申し訳ないことをしました。
それでもこのシーンを持ってきたかったんです……

24日・雪歩誕生日に公開するかどうかは少し迷いました。
「雪誕に非雪歩動画を初投稿した雪歩派」という不名誉(?)を授かっちゃうし、
それにこんな動画でも一応数字が欲しかったので、
ネタバレ回避で見てくれない人がいたり、DLCだの雪誕動画だのがあがるこのタイミングで投稿しない方がいいかもなぁと。
でも結局、三つくらい理由があって公開に踏み切ることにしました。
一つ目は、僕が作ったものを長い間温めておけるような性格じゃないこと。
二つ目は、選曲被りの動画がくるのが怖かったこと。(アニマスMADは似た様なものになりそうだし、このクオリティで後発はちょっと恥ずかしい)
そして三つ目は、どうせいつ公開しようが伸びねーだろってことw

でもいざ公開してみたら、予想外にたくさんの方に見てもらえてビックリしました。
(僕の目標は400再生10マイリスでした)
おまけに広告まで付いてて我が目を疑いましたわw ホントありがとうございます!

最後に

いろいろ自虐的なことも書きましたが、実のところこの動画大好きです。20選に入れてもいいくらい。
例えどんなに質が悪かろうが、この曲にこのアニメを合わせたってだけで僕にとっては反則的だもの。
僕よりもっと凄い人が作ったら20選即決クラスなので、選曲被りとか全く気にしないでいいからだれか作ってくださいw

この曲とアニマスの組み合わせがやりたかったってのが一番の製作理由ですが、
同時にアニマス完結を祝う気持ちとか、素晴らしいものを見せてくれたことへの感謝とかを形にしたかったという部分もあります。
感謝と言いつつ思いっきり著作権侵害してますがね。

ちなみに今後動画を作る予定も、P名を名乗る予定も今のところありません。
今回動画制作に及んだのは事故みたいなもので、本来は動画よりブログをやりたいのでw
ただ一度作品を公開しちゃった以上、ちょっと活動しにくくなったかもしれませんね。
「あの程度のものしか作れない分際で、こんなエラそうなこと書くなんて……」と恐縮する可能性が無きにしも非ず。
でも結局、開き直ってこれからも好き放題書くことになりそうw

最後に一つ。
今回の経験を通しての一番の収穫は、動画にコメントを貰えることがいかに嬉しいかを知れたことでした。
正直、読んでてここまで嬉しくなるとは思ってなかったなー。一つ一つが宝物です。
僕もこれからはもっと動画にコメントするようにします!
アイマス動画はコメント少なめだから、みんなもどんどんするといいよ!