とてつもない765プロのはっぱ隊


毎日リピートしまくってたら、これはやっぱり何か書いといた方がいいかなーと思えてきたのでいまさらながら軽く感想を。

はっぱ隊×アイマスといえばやはり親作品にも挙げられていたtakiPの名作
僕もまだあさ〜いニコマス民だった07年のころからドハマリして何度も繰り返し再生し、
今もPV100選とかに入ってくるほど思い入れの深い動画です。
その流れを継いだ動画がこれだけのクオリティで出てきて、
しかもよりデカいヒットを記録するというのは何かもう嬉しい限りでして。

純ステージPVだったtakiPの動画に対して、
こちらは序盤を中心にちょくちょく本家「YATTA!」PVの再現演出を含みつつ、
至る所で歌詞に合わせたネタを散りばめてる感じですかね。

生きているからラッキーな赤羽根Pと千早の「おはよー!」でクソワロタwww
この二つのネタをはじめ、アニマス素材は視聴者側がアニメ本編を視聴済みだと、元シーンとのシンクロやギャップで笑わせることができますよね。
(「本来はシリアスなシーンだったのにwww しかもこれ千早が歌ってたの『眠り姫』だよねwwwww」みたいな感じで。)
ネタに限らずこういった視聴者の前提知識がある故に効果的になるというパターンは他にもありそうで、そこはアニマスの大きな利点だなーと感じました。

ダンスパートの方も振りの再現やダンスシンクロ、そして畳み掛けてくる演出の勢いが気持ちよくて実に楽しいですね。
アニマスネタと交互に出てくることでいい具合にメリハリをつけてます。

本家はっぱ隊以外の二つの親作品のリスペクトが映像的に分かりやすい部分は、
モンハン動画→「君が変われば〜」のところでゲームハードネタ。
takiPの動画→「気持ちいいいいい」のところが雪歩。 って感じかな。
ハードネタは最初微妙かなーと思っていたんですが、
よく考えたらあの後の大樹ステージって確かPS3でしか使えないはずで、
なるほど文字通り「機器が変われば」「世界が変わる」なのかー上手いなーと感心w
気持ちいいいいのところが雪歩だったのはうんうんそうだよね分かってんじゃんありがとうと思いつつも、
元動画ほど雪歩の表情が扇情的じゃないのが惜しいなーと。
ぶっちゃけここがこの動画で唯一残念だった部分かも、という雪歩派のこだわりw
まあでも「教科書忘れた〜(ポジティブ)」「チュッ(Here We GO)」ほど破壊力のある表情が2にはたぶん無いので仕方ないですね。
G4Uならあるいは……と思ったけど、この流れだと浮いちゃうかなー。

全編通してネタまみれの、いい意味でバカバカしい動画ってノリなんですが、
同時にどこか感動的な、素晴らしいオールスターPVでもあるんですよね。
それに前述したゲームハードネタとか、モバマスネタとか、
そういういろいろと面倒なしがらみも全部含めて笑い飛ばそうぜってパワーを感じます。
もしもうちょっと時期が遅かったら、スロマスネタも入ってたかもねw
僕自身昨日そんな感じのやや後ろ向きな記事を書いたばかりなんですが、
この動画を見てるときは「あーもうそんなことどうでもいいやー」みたいな愉快な気分になれるんだよなーw
というか元々このYATTA!って曲やパフォーマンス自体が
物凄くバカバカしいノリとクレイジーなまでにひたすら前向きな歌で、嫌なこと不安なこと全部笑い飛ばしちゃおうぜってスタンスなわけで、
なるほどまさにこれは765プロはっぱ隊をやり切った動画なんだなーと。
仕事を選ばない765プロみたいなタグがついてた気がするけど、ある意味ではこれ最高のアイドルの仕事だと思いますわ。

とってもおバカで、ひたすら笑えて、でも気が付けば感動を覚えている。
そのどこまでも前向きな圧倒的パワーに影響され、支えられ、救われている。
うん、ホントいい曲であり、いい動画ですわ。
原曲、リスペクト先の親作品、そして何よりもならかったPに最大の感謝を。

最後に僕も叫んでおこう。
ニコマス見てたらたのしー! やったー!