「iM@S KAKU-tail Party 7th Festa」 を振り返る+お気に入り10選

フィナーレ動画が少々遅れるみたいですが、
単品もチラホラ投稿され始め、ひとまずイベント終了と見てみよさそうなので、この2週間にわたるお祭りを軽く振り返っておこうかなと。

(ネタバレ含みます)

イベントが始まってからしみじみと感じたのが、やっぱりカクテルはニコマスの花形イベントだなぁってことでした。
規模の大きさとか、7回も続いてる伝統性とかもそうなんだけど、
765の全アイドルに平等に活躍機会がもうけられていることや、
参加者だけでなく公式側でもSF、モバマス、ぷちますみたいなアイマスの「今」を反映していることとか、
そういうとこも含めて「これぞ、ニコマスを代表するイベント!」って空気をひしひしと感じます。

僕は「カクテルやVRFみたいな大イベントで一気に良作がくるのもいいけど、
   そういう作品がイベント関係なく、日常的に小分けで来てくれる方が嬉しいなぁ……」
みたいなことを考えてたりする人間なんですが、
でも一方で、やっぱりこういう大きなお祭り騒ぎがあってこそのニコマスっていう意識もあって。
自分自身もMSC3がニコマスにドハマりした原因の一つだったりしますしw
それに、イベントっていうとロックフェスやNoNoWireみたいなタグロック形式のものや、
ルカニ・VRLみたいな生放送を利用したものなんかもありますが、
僕が一番「お祭り感」を実感できるのは、カクテルやMSCみたいな運営側が動画を集めて、ドドーンと公開する形式なんですよね。
運営者の苦労は相当なものだろうけど、その分イベントとしてのパワーも凄まじいものがあると思います。
そんなわけで、こういうイベントが今まで続いてきたは素直に喜ばしいのです。ホントだよ。

さて、前回のときも「新規参加者多めで新鮮さがあった」みたいなことを書いてましたが、
今回はさらにその傾向を強く感じて、ニコマスの世代が徐々に移り変わっているのを感じました。
特に「おなじみの参加者」が少なかった前半戦(1〜3日目)はそれが濃く表れていたような。
……まあ特にデータをとったりしたわけじゃないので、僕の印象論にすぎないのですが。
あとは新規デビュー者と団体参加者の多さにややビックリでした。
参加作品はPVが一番多く、続いてMMDと手描きって感じだったかな。
個人的にはアニマス動画が増えるのではと予想していたんですが、思ったより少なかったなあ。何故か亜美真美にばかり集中するしw
これも前回書いたけど、カクテルは手描き系の気合入った作品がたくさん見れるのが一番嬉しいかも。
なかなか日ごろ見かけないようになってきた気がしますし。

あ、あとイベントの内容とは直接関係ないんですが、
動画があがった直後にページを開くと、非表示だのアップロード者削除だのといったページに飛ばされる現象はどうにかならないんですかねあれ。
酷いときは動画あがってから見れるようになるまで5分近くかかることもありましたし……w
ぷちますとかもこれがあるから、あがってすぐは見ないようになりましたわ。なんとか改善してほしいところ。

ホントにあっさり目な感想になっちゃいましたが、ひとまずこんなところで。
最後に参加者の皆さんと、イベントの運営に携わったすべての方に一言お礼をば。
楽しい時間をありがとうございました!

おまけ。
力作ぞろいの126作の中から、特に気に入った10作を選んでみました。
多少僕の気分に流されてる面がありそうなので、数日後にはまた顔ぶれが変わっている可能性も……。
イベント開催中に書いた感想(改めてみると投げやりにもほどがありますね)を引用+軽く一言添える感じで。

・1-B あとりえP(伊織 >)

さぼてんP→いっつP同様ここのつなぎ方もうまいですね。
伊織からのプロデューサーに向けたメッセージという形式で、伊織の言葉の一つ一つが心に沁みました。
こうして素直にしおらしく思いの丈を綴ってくれる伊織というのもいいものだなぁ……。
そして「>」というテーマの消化方法が素晴らしいのなんの。このテーマ・このアイドルにあとりえPが当たってくれって本当によかった。

こういうものを見るとき、「アイドルからPへのメッセージ、というのをこちら側で作り出すのはある種の傲慢ではないか」なんて考えがよぎったりもするのですが、
これは間違いなく伊織の頭で考え、心で念じて、口から発せられている言葉なのだと信じたい……そう思いました。あとりえPと伊織に感謝。

・3-A フェイクP(美希 母)

大好き。わくわくが止まらない。
「どうだい? アイマスってこんなにも楽しいところなんだよ?」そんなメッセージを動画の隅々に散らばっている。
邪悪な笑顔のプロデューサーやめちゃくちゃな仲間たちの笑顔が僕を引きづりこんでいく。
そしてその中心にいるのが美希というのがまた素晴らしい。春香や千早なんかがメインでも素敵なオールスター動画になるだろうけど、
こういう形の魅力を醸し出せるのは美希だからこそだよなぁと。

この楽しみに満ち溢れた世界に、まだまだ自分は浸っていたいのだと確信できました。

・3-E かよーP(雪歩 差)

実は今回の前半戦で一番楽しみにしていたのがかよーPの雪歩動画だったんですが、それがトリを飾ることになろうとは……w
ロボノは未プレイ未視聴なのでそれを意識した演出とかには気付けてないかもしれませんが、
そういうの抜きにしても素晴らしいPVでした。
思い出を纏った雪歩が草原のステージに立つ光景の美しさ、そこに春香と真がいてくれることの嬉しさといったらもう、ね。
本当に期待した甲斐があったというものです。綺麗な雪歩をありがとう。

爽やかすぎてあったかすぎて眩しすぎて、その中心に雪歩がいてくれることが嬉しすぎて。

・4-A 囁雨P(あずさ 時)

楽しそうな幕開けから徐々にしんみりとした空気になっていき、むむむと首を傾げていたところにサビの展開で衝撃が走る。
アイマスでこういうテーマやられるとやっぱ刺さるなぁ。見せ方もうまいうまい。
ラストのあずささん消失→Pになった少年→あずささん再びの展開は手描き絵ならではの魂の籠もりっぷりがめっちゃ素敵。

パラレルワールドをテーマにした傑作がまた一つ。2分間で存分に心をかき乱してくれました。

・4-B ひろっちP(雪歩 Dance)

このカバー音源初めて聴いたけどいいなぁ。
そして何よりそれに合わせてキュートにクールに舞い踊る雪歩の凛々しさに思わず見惚れる。
Danceというテーマにこれでもかという直球勝負を挑む姿勢がカッコいいですね。
雪歩の様々なDa衣装を堪能できるのもたまらんw

今回一番のステージパフォーマンスでした。
凛々しい雪歩大好き。エロいDa衣装も大好き。

・4-E 遠心力P(亜美真美 ○月×日)

ひどい。ひどすぎる。
いやあmizuchiPの動画で流れが変わって一安心して、「もしかして綺麗な遠心力Pが見れるのかな?」とか思っていたところに、こんなドギツイ爆弾が待っていようとは。
しかもたちが悪いことに面白い。クッソ面白いのである。今回のカクテルで一番笑っちゃいましたわ。
いやこれ単品でも十分突き抜けてて面白いんですけど、4日目ラストというこの位置がまたw
今日は全体的に綺麗な作品が多めで、特にC・Dラストが連続して美しい締め方をしていたから、このうんこ動画がより際立っちゃってるんですよね。
もうこれをラストに持ってくるという判断と、それを活かすための今日一日の構成は悪魔的所業だと思います。
にしてもとびっきり下品なのに、面白いから称賛せざるを得ないという実に感想書き泣かせの一品だなあ……。
……あ、ぷちます風絵柄が実にそれっぽくてすごいなあと思いました。あとは、その、うん。

例えば前回のHBP、前々回のメカP。
過去のカクテルを後から振り返ったとき、すぐに思い浮かんでくる強烈なネタ動画が一つありまして、今回はこれになるのかなと。バーカバーカ。

・5-A しげP(律子 鉄)

やっぱりしげP最高や! 
もうカクテルといえばこの人の新作が見られるイベントって風に僕の中でなりつつあるかも。ホント毎回凄いものみせてくれますよね。
小ネタ満載の前半はとにかく楽しくて、今回も面白いものみせてくれるなーと笑っていたら、
北斗さんが横切って以降のステージ衣装のアイドルたちが駆けていく流れがあまりに美しくて。うわーまたやられたー!と。
最後に終着駅765プロで待っているみんなという画も綺麗な締め方だし、これを律子の視点で綴るというのも心地いい。
これは今回もMVP候補の一人なりそうだw

DSでは文句無しのMVP。SPも6も10指に入る。後からみた2と3のもツボだった。
そして今回も10選入り。何度も期待に応えてくれるのが本当に凄い。もうぶっちゃけカクテルでこの人が一番楽しみです。

・6-A ベタ塗りP & やなぎP(美希 Chaos)

ニコマス有名作品を美希が次々と塗り替えていく様が楽しいったらありゃしない。
動画のチョイスもガチからネタから実に幅広くて、
たいていの動画は可愛らしい感じで美希が収まるのに、実写雪歩や緑シャツおじさんは顔そのままだったりと細かい部分まで楽しませてくれます。
最終日トップバッターに相応しいとっても愉快な作品だったかと。
あとこのレベルの元ネタならにわかの僕でも全部把握できたので一安心w

イデア賞。ニコマス名作総美希化計画の様子がもう楽しすぎてですね。

・6-B ジェットP(伊織 迷)

き、きんきゅうさんせん……!? このクオリティで!?
伊織とPの表情やポーズはコミカルで、でも動画としての見せ方はとってもスタイリッシュ。
そんな風にしてカッコよさだの可愛さだの愉快さだのが混ざり合ったように広がっていく光景がとても魅力的で、ずっと釘付けになっていました。

伊織は超充実のラインナップだったんですが、中でもこの伊織が僕の中で最も魅力的でした。

・6-E Secret(亜美真美 毒)

配置的にSPのわかむらP&しーなP、DSの下井草P&うしわかPを思い出したので今回もコラボだったのは予想通り。しかしとんでもない弾を持ってきてくれましたね。
PVパートはRidgerPとして、MMDの方は富竹P担当ってことでいいのかな。それとももうちょい細かい分け方をしてるのか。
RidgerPのPVは相変わらず世界観の構築とその表現が格別ですね。自由度の高いMMDの表現がますますそれに拍車をかけているような。
雪歩伊織登場でクインテットになるとことか、MMD真美がテーブルごと浮かびあがってくるとことか、ギミックの効きっぷりも恐ろしい。
「目覚め」から1年10ヶ月ぶりにこういうの見たかったっていうRidgerPのPVを味わえた感じ。MA78(?)がますます楽しみになっちゃいますね。

すげえなんじゃこりゃあああああって叫べるのが楽しくて仕方ない。

こんなとこかな。もちろんこの10作以外にもガシッと心つかまれた作品がたくさんありました。
単品のあがり具合によっては20選が恐ろしいことになりそうで武者震い。