2013年3月第3週のお気に入り(2/2)
※対象期間
3月15日〜3月21日
【アイドルマスター2】 Hey, Soul Sister 【亜美真美】(benP)
今週はこの記事を2分割するくらいに良作ラッシュだったわけですが、特にこの作品は愛おしすぎて何度もリピートしていました。
亜美真美の今が、そして未来がここにあります。
単体記事:手のひらと共に重なる、それぞれの物語
【のべます】四条貴音のなにげないホリデイ(クローゼットP)
実に風流ですなあと、心和やかに見守るお姫ちんの一日。
なるほど765プロ所属の貴音の目にはこんな風に周りが見えているんだなあと、彼女の視点で時間を過ごせることが何とも嬉しかったです。
こんな何気ない日常の光景も、彼女のフィルターを通してみるといろんな発見や感動の芽が見つかっていとあはれなり。
それでいて、まるで別世界の住人であるかのような貴音の神秘性はきっちり保たれているのがまた素晴らしい。
心を重ねることができなくても、同じ目線に立って物事を見ることってできるんだなあと何だか感動を覚えたり。
『オ ン ガ ク』(終わり詩P)
何と言ってもこの1:40のカットが身震いするほど素晴らしくてですね。
中央の眩い光の繭からパーッと春香の後ろ姿が出てきて、左右に分れていた伊織雪歩の道が繋がり、3人が一つの場所を目指して歩んでいるかのような構図になる瞬間の感動。
そしてこのカットを境にして、前半の……表現の仕方が分からない(^_^;) 記号的演出(?)から、後半のステージパートへと向かっていく構成が気持ちいい。
伊織センターのときはスモスリ、雪歩センターの時はLMGダンスだったりして、メンバーそれぞれの意志が見えてくるのも熱いですね。
終わり詩Pのユニット「Create」の芯を感じるような一品でした。
ラストのお馴染みシャイニングレインボーアロー(適当に命名)はクライマックス感が凄まじいですよね。これが来るとメリハリがつくなぁと。
位相幾何学的自由意志(どきゆりP)
いつもながらもうこの人はねぇw 椎名法子のドーナツ大好き設定をどう膨らませていったらこんなものが出来上がるんだろうかw
突飛な設定とイラストの雰囲気から狂気じみた作品みたいな感じにも見えますが、しっかり話の筋が通っているので一つの物語としてガッツリ楽しめました。
愉快なようでどこか腑に落ちないような不思議な読後感は、コメントで挙げられている世にも奇妙な物語に通じるようなものがありますね。