そこにある全てが彼女の輝き


批判の多いアイマス2シナリオの中にあってわりと評価の高い印象な雪歩シナリオですが、
2ndvisionもそろそろ終わりが見えてきたこの時期になって、こういう総結集的なものが出てくるとはなーと、少し驚きつつも喜びを隠せない。
僕自身も雪歩シナリオの出来にはわりと満足している立場なので、
そのストーリーをかのツンデレーションスタイルで届けてくれるというだけでもうグッと来るわけですが、
それ以上に、話に合わせて映し出される雪歩の一挙一動がとにかく素敵で、食い入るように見ていました。

曲のつなぎの部分で一瞬見せる、キリッとした凛々しい表情。

ステージ上で自由に躍動する様の眩しさ。

制服ローファーで小躍りステップを踏む動作の無邪気さ。

憂いと涙に見え隠れする、秘めたる激しき情熱。

「一緒に、お買い物とか行きませんか!」という言葉の後、街角で見せるあどけない笑顔。

万感の思いを胸に、栄光の舞台で見せる悠然とした表情。
……そして、一年の道のりの中で描かれる表裏一体の弱さと強さ。脆さと頼もしさ、優しさ。

そこには17歳雪歩のいろんな表情が言葉が立ち振る舞いがあり、その全てが彼女の魅力なのです。
だからこの作品は「17歳の萩原雪歩は、こんなにも素敵な女の子なんだよ」と、僕に改めて教えてくれたのです。
うん、知ってたよ。でもありがとう。