「17歳の君へ」製作後書き


動画投稿しました。以下製作に関しての後書きなど。
先に動画を見てから読んでいただけるとありがたいです。

対作

動画説明文にも記載しましたが、今回の動画は

こちらの動画の対作*1という位置づけになっています。
前回の動画の方で、未だ消えぬ無印の、16歳の雪歩への情念?妄執?のようなものを形にした後、
「これを作った以上、17歳の雪歩についての気持ちも形にしなければいけないなー」という使命感のようなものに駆られて、
来年の同じ日に17歳雪歩の動画を投稿しようと心に決めていました。
と言いつつもちょっとリアルがゴタついてたせいで製作に取り掛かれるか怪しくなって、
もしかしたらもう一年お預けになるやもしれない状態でしたが、何とかギリギリ間に合わせられた……って感じですw
あと一年経ったらそのときの環境次第でまただいぶ中身が変わってきたかもしれませんし、このタイミングで投稿できてよかったです。

君がそこにいてくれる奇跡

前作の後書きや動画説明文の恥ずかしいポエムにも書いたように、僕は無印の・16歳の雪歩を「いなくなった」ものと考えています。
別に声優が代わった2ndの・17歳の雪歩なんて認めないってわけじゃなく、
新しい雪歩についても「萩原雪歩」というキャラクターとして認識しているし受け入れているんですが、でも2人を同じキャラクターとして見ることが出来ないんですね。
何言ってんだこいつと思われそうですが、正直僕も何言ってるのかよくわかりません。

じゃあ17歳の雪歩って僕にとって何なんだろうか。
今の雪歩もやっぱりアイドルマスターの13人+αの中で特別に意識しているキャラクターで、一挙一動が気になって仕方なくて……素直に大好きだと言える。
声優が、グラフィックが、世界観が設定が変わって別の存在だと認識するようになっても、不思議とそこは全く変わりませんでした。
ただ、それ以上に具体的な答えは出てこない。
そんな中ふと思い出したのが、声優交代発表直後のインタビュー記事で、石原さんが「納得できる新声優が見つからなかったら、雪歩の立ち位置は変わっていたかもしれない」っておっしゃっていたことでした。
そこにどういうプランが思い描かれていたかは分かりませんが、少なくとも今のように雪歩が主役の一人としてガンガン出てくるということにはならなかったはず。
そのとき、「じゃあ他のアイドルたちも全員一緒に一歩引こうか」ってなってたら残念でこそあれ素直に納得できていたと思いますが、
でももし、今の2ndvision展開から雪歩一人だけがいなくなっていたら?
アニメに映画にとどんどんアイマスが躍進していって、その中心に春香や美希たち765プロの12人がいて……でも、雪歩だけがそこにいない
その光景を想像するだけで、身が引き裂かれるような思いに苛まれます。
「雪歩のいないアイマスなんてもうどうでもいいわ!」って簡単に割り切れたらいいんですが、
僕は雪歩ほどではないにせよ765プロの全員が大好きなので、たぶんそうはいかないわけで。
アイマスの・ニコマスの様々な舞台で765プロの皆が活躍するのを喜びつつ、常に「ここに雪歩がいればなあ……」と二言目に続く。
そんな日々が4年も続くなんて、それはもうある種の拷問みたいなものだと思います。
だから、僕は17歳の雪歩が*2アイマスの主役の一人として存在しているということに、ずっと救われているんだなあと
もちろん無印の、長谷さんの雪歩以外は雪歩じゃない・認めないって考えの人もいるでしょうしそれを否定はしませんが、僕自身はそういう風に感じているのです。

そんなことを考えているときに、テレビの音楽番組から流れてきたのが今回使用させていただいたいきものがかりの「笑顔」という曲で。一度聴いてすぐにビビッときました。
私から雪歩へ、という図を想定していたから男性ボーカル曲の方がいいかなあとも思いましたが、
これ以上に適当なものを見つけるのも難しそうだったので、去年の9月頃にはもうこの曲で17歳雪歩の動画を作って来年のこの日に投稿しようと決意を固めていたように記憶しています。
(まあいろいろあって結局製作に取り掛かったのは1週間前くらいだったんですが……。)

ぜんぶ抱え生きていけたらいい

17歳の雪歩に救われてはいても、やっぱり僕の心の一部は16歳の雪歩に囚われ続けている。
その気持ちは前回の動画を作ってから一年経っても全く変わることは無かったし、きっとこれからも消えることはないでしょう。
でも、今目の前には同じように大切な存在である17歳の雪歩がいて、未来へ向かって進んでいる。
だから、16歳雪歩への妄執も17歳雪歩への感謝や愛情もその他諸々の感情も、捨てられない想いを全部抱えたまま17歳雪歩と一緒に歩いていきたい
そういう思いを今回の動画に注ぎました。
だからこの作品は、僕から17歳雪歩への決意表明みたいな感じですかね。うわぁ書いてて恥ずかしくなってきた。
そんなわけで凄く内向きかつ自己満足的なものではあるんですが、そういうものが許容されるのがニコマスだよね……ということでひとつ。
こんなものに付き合って下さった方々、ありがとうございました。

とりあえずこれで、○○日までにこれしなきゃいけない……みたいなのは無くなったから一息つけるかなー。え?20選……?
後はアイマス2の世界観で作りたいと思い続けていたものが一作残ってるので、そちらもそのうち形にできたらなあと考えています。

*1:「対になる作品」の意。この言葉存在するものだと勝手に思い込んでたんですが、ググっても全くヒットしないからもしかしたら僕の勝手な造語だったのかしら。まあでもニュアンスはきっと通じますよね…

*2:もしくは新声優の浅倉さんに置き換えてもいいのかな