OFAコンプリート


今更ながら、ようやくOFAで13人全員をIE制覇まで導きました。
プレイ時間はなんと74時間。でもこれ全部のコミュを録画したりしながらやってたんで、
セリフスキップしながら効率よく進めていったらもっと早く終わってたと思います。
トロフィーもコンプしたし、あとすることは全員レベルMAXとハコユレ50のオールスターライブクリアくらいかな。
感想とかはだいたい過去のエントリーで書いたんですが、せっかくなんでもうちょい何か書いとこうかなと。
(※以下ネタバレ含みます)

13人のシナリオひと通り見終えたわけですが、
やっぱりまた底辺からトップへ…の物語ってことで、流石に既視感あるものも多いなあと。
そんな中で印象に残ったのは律子・やよい・千早辺りでしょうか。

律子の話は、アイドルとしての律子と、2でのプロデューサーとしての律子の話が混ざっている形だったから、
他の子のアイドル物語をちょっと一線を介する感じで興味深かったです。
2律子の「プロデューサーになるのが夢」っていう設定に対して、
律子がそういう目標を抱くのはPにプロデュースされる過程があってこそなんだっていう批判が多かったと記憶しているので、
今回はちゃんとPと二人三脚している中で夢を見出すようになっててよかったんじゃないですかね。
最後のオチについては、まあ僕としてはどっちでもアリかなって感じだったんだけれど、
やっぱりアイドルとしての律子が好きって人のほうが多いし濃いだろうからこっちの方がいいんだろうなーと。もちろんゲームシステム的な都合もあるんだろうけどw
律子にもっかいちゃんとアイドルやらせつつ、2のプロデューサー設定も黒歴史にせずちゃんと踏まえるバランスのとれたシナリオだったんじゃないかな。

やよいは、自己犠牲精神がピックアップされたのもよかったし、
そのための舞台設定として「高校受験」にスポットが当たったのが凄く良かったなあと。
特に学生の子はこういう進路の話扱ってほしいなと前々から思ってたんで、高校のワードが出てきたに思わずニヤリとしました。
より卒業を間近に控えている美希伊織や雪歩真でも触れてほしかったけど、まあいろいろと難しいものがあるんでしょうね。それに妄想に任せたほうが可能性が広がって楽しいって一面もありますし。
話をやよいに戻すと、だんだん素直に気兼ねなく甘えてくれるようになるのが微笑ましいし嬉しかったです。
ただ、プロデューサーって呼ばれるのが好きなので、話の都合とはいえ先生って呼ばれるのはちょっと微妙な気分だったり。

千早は「歌を捨てる」ってところから始まって、
アイドルとしてとか歌手としてとかじゃなく、一人の女の子として幸せになろうって話なのがよかったですね。
千早さんには何より幸せになってもらいたい僕としては、無印よりも2よりも今回のシナリオが一番好きだなあ。
もちろん過去のいろんな話があるうえで今回の話がようやく成り立っているという側面もあるんでしょうけど。
弟や家族の問題が軽く触れる程度であっさり流されたのも、たぶんもう過去のゲームやアニメで見てきたからいいよねっていうことなんでしょうし。

千早の話が特に象徴的だったけれど、
今回の話は皆どんな未来を歩いて行きたいか、そのための課題は何かっていうのが中心にある感じだった気がします。
そして最後に明るい未来への希望を見出して、「これからもよろしくね」で終わるというエンドレスプロデュースらしい構造で。
765プロ13人の女の子と歩む最後のプロデュースストーリーとしては理想的な形なんじゃないかなあと感じました。
そういう意味では、OFAはアイドルマスターの歴史の中で重大な役割を果たしてくれているのかもしれません。
……ってここまで完全にこれが765ラストプロデュースゲームみたいなノリで書いてるけど、アイマス3でまた一から仕切りなおしでズコーってなる可能性も無いわけじゃないんだよなあw

発売直後くらいにも書いたけどやっぱり妄想でいろいろ補っていくべきゲームなのかなと感じました。
後半のアイドルくらいになるとこっちが強すぎて適当にやっても楽勝でトップとれちゃうんですけど、
だからこそこのアイドルはこの衣装・楽曲でトップに立たせたいなとか、この子と組ませたいなとか、
性能無視していろいろバックグラウンドを脳内補完しながらやってたら最後まであまり飽きが来なかった気がします。
あと、基本的に人数強いほど有利なのでトリオでプレイするのが当たり前なんだけど、一応ソロやデュオでも戦えなくは無い程度のバランスになってたのはありがたかった。

亜美真美をデュオのスタートスターでIE制覇させたときは、ついにこの光景に辿りつけたかーとちょっと感慨深いものがありました。

各キャラの性能だと、やっぱりバースト砲台スキルの千早・美希・響が強かった。あとどこに組み込んでも安定して有用なやよいも。
最終的にはやっぱり、美希(Vi砲台)、雪歩(Viレート上げ)、やよい(全般レート上げ)でゴリ押しする戦法に落ち着いちゃいました。
(やよいのステータス的に響真やよいのほうが強そうだけど、うちの場合美希雪歩のほうが早くレベル上がっちゃってたので)
オールスターの時は千早春香律子、響真真美で同じくVo・Da特化ユニットを2つ組む感じで。
いろいろ考察すればもっと強い戦法もありそうですが、わかりやすいしこれで十分戦えてたからもう思考停止してましたわ。
しかしアイマス2いい、真は765プロのDaトップ枠を響に奪われちゃった感ありますねー。まあ千早美希と並べる天性の子としては響のほうがいいのかな。

ゲーム全体通して一番良かったのはやっぱり複数人数のコミュ。
SPでやよいが「さっき真さんと会って……」みたいなセリフ一言話すだけでおおーってなってた僕としては、
据え置きの可愛く綺麗なポリゴンモデルのアイドルたちがワイワイ話してる光景はもう至れり尽くせりって感じでした。
全員いっしょに頑張ってますって世界観だったから、アイドルとPの1対1の場面でもちょくちょく他のアイドルの話題が出てきたのもよかった。
真美が雪歩の勧めで文学作品に挑戦するコミュとか、
伊織がやよいに服のお下がりをくれない理由をやよいに説明するコミュとかかなりお気に入りです。
Pとしてアイドルと1対1で話すのも好きだけど、どっちかというとアイドル同士の交流の方が好きだったりするのでOFAは僕の意に最も沿うものだったのかもなーなんて。
直接絡むコミュで全員分の組み合わせが用意されてなかったことだけが残念ですが、
アプデで追加された朝の挨拶コミュが本編のコミュで無かった組み合わせ多めなので、ここでもしかしたら全パターン補完とか……いや流石に無いか。

2よりは戦略性増したとはいえ流石に回数を重ね続けるとオデのシステムにももう飽きが来ちゃってるし、
シナリオの進展も無くなるともうモチベーション湧く要素が無くなってきちゃうので、
あとはもうDLCの追加シナリオを遊ぶだけって感じで、それ以外に遊ぶことは当分無いと思います。
というわけでやっぱ、とりあえずここで一区切りかなーと。
振り返ってみると一アイマスファンとして十分満足に足る出来だったと思うので、OFAの制作スタッフには素直に感謝したい気分ですね。ありがとう。