いおたん四方山話3本立て

小ネタがいくつか降ってきたのでまとめて一つの記事にしてみる。

・その1

誕生祭恒例けるまPのめっさ力入った高品質PV。
私765の13人の誕生祭の中で毎年いお誕が一番楽しみでして、
その最大の理由ともいっていいのが「けるまPがいるから確実にいいものが一つは見れるはず」っていう信頼感、もしくはけるまPの新作を見れることそのものだったりします。
この子の誕生祭にはあの担当Pが動画上げてくれるだろうなー、楽しみだろうなーっていうのは他にもそこそこ思い当たりますが、
特定Pの新作そのものが誕生祭の主目的になるってのは、私の記憶の中だとけるまPと、あとは数年前までの春誕のKenjoPくらいで。
そういう作り手がいてくれるアイドルってのは幸せだろうなと思いますね。

それはさておき今回の動画の感想とすればまあ、DIAMOND以来の品格溢れる女王路線いおりんご馳走様でしたーって感じなんですが、
一つ気になったのが、

鏡に映った分け目反転いおりんがいつもよりグッと大人っぽく見えることで。
大人っぽいドレス衣装の補正もかかってるんでしょうけど、にしても同じ衣装の通常伊織と比べてもやっぱりこっちの方がそう見えるんですよねえ。
右分け目は女性らしく見えるとかミステリアスさを醸し出すとか聞いたことありますが、反転するだけでこの「いつもと雰囲気違うあの子」感が出るの面白いなーなんて。

・その2

ゲームモデルが一番可愛い!綺麗!な原理主義者なので、申し訳ないんだけどMMDアイマス動画(特に765アイドル)は普通に踊らせるだけだとどうしてもゲームの魅力には敵わない感がありまして。

そういう意味では、こういうゲーム映像使ったMADでは見れないようなモーションやら演出やらを施した動画の方が新鮮、かつ素直に感動できて。
やっぱ自分がMMDアイマスPVに期待するのはこういう路線かなー…なんて。

ところでこの動画、渡り鳥Pの名作人力ボカロを使用しているわけですが、
宇多田ヒカルってそこそこ古参のニコマス民的には宇多田といえばやっぱり真のイメージなので、
これが出た当時は「お、伊織に歌わせてもなかなか面白いじゃない」くらいのちょっと淡白な感想だった気がします。
ところが今回の動画と見比べるために再現元PVを見に行ったら、そういやこの曲発表した当時の宇多田ヒカルも15歳だったんだなーと。
そして、15歳が背伸びして書いた詞・曲なんだってのを頭に入れて聞き返してみたら、そりゃもうビックリするくらい最高にいじらしくて愛おしいわけで。
精一杯背伸びして大人の恋愛に焦がれる伊織の魅力は、なんといってもカプチーノがバッチリ証明済みですもんね。
なるほどこの選曲はまさにベストマッチな組み合わせだったんだと、3年経った今になったようやく気づきましたとさ。
素晴らしい動画とともに再評価の機会をくれたP.I.Pに感謝です。

・その3
さっきも話題に出したカプチーノ
カバーが決まってから歴代のカプチーノ動画製作者がアレコレ声明を出したりと感慨深い光景が続いていますが、

中でもwhoP(この動画の場合hscさんの方が良いのかしら…?)は、非公開状態だったカプチーノartを公開してくれるという嬉しいサプライズ。
この動画大好きなのでそれ自体も大変喜ばしいのですが、


さらになんと、同時にツンデレーションの本編も公開状態になっていまして。

この水瀬伊織ツンデレーションという作品に関しては、
OPに当たる「ツンデレーション」(現在のタイトルは「水瀬伊織」)だけが先に非公開解除されてから長く時間が経ってしまっていて。
さらにこのOPがそれ自体で一つの作品として成立し得るうえ、珠玉の出来なものですから、
本編から離れてOPだけが一人歩きしてしまっているようなモヤモヤ感がどこか残っていたんですよね。
OPだけ見て本編は見ていないって人はもちろん、
これがノベル作品のOPに当たる位置づけの動画であること、まして美希が主役のノベルから派生したremembraceワールドの一員であることなんてそもそも知らないって人も多くいるでしょう。

OP単体でもオールタイム20選級の大傑作でありますが、ノベルとしても衝撃的な逸品だったので、
今回ようやくまとめて見れる状態になったことは非常に喜ばしく、OPしか見れてなかった人達には是非見て欲しいなあと。
といいつつ僕自身もちょくちょくどういう話だったか抜け落ちてたりするので、改めてしっかり焼き付けておかなくちゃなあと…w
ただ、この後にあったエピローグの方は非公開のままなのが残念なところ。うーん、やっぱり何か意図があるのかなー…

ともかくそんなこんなで、
素晴らしい作品が見れたり、戻ってきたり、
ニコマスとPのフェスイベントも盛り上がってたりで、いろいろとおめでたい2015年伊織誕生祭でしたとさ。