#私を構成するニコマス9作品 選んでみた

<レギュレーション>
①自分に影響を与えたニコマスの中から9作品を選ぶ(削除された作品も有効)
②ブログとかTwitterに「#私を構成するニコマス9作品」をつけて投稿
③この記事のコメント欄にURLを貼ってコメントしていただけると筆者が喜びます
その他詳しいことは、nevergreenブロマガ別館さんの企画記事を参照されたし。

はい、というわけでサクッと選んでみました。

①【閣下列伝】アイマスエストⅣ <総集編>(未完)


(1話が貼れないので代わりのこちらを選出。)



まあそりゃあね。
こういう企画でマスクエを選ばないという選択肢が無いというか、もう既に一枠埋まった状態から始まっているようなものなので。
単純にマスクエが無かったらブログなんてやってなかっただろうし今の自分は無いってもそうだし、
もはやアイマスとかニコマスとかいう枠を飛び越えて、
23年の人生の中で1,2を争うようなエンターテイメントじゃないかってレベルなので、そりゃもう私の血肉になっているわけですよ。

アイドルマスター 萩原雪歩 バンビーノ




一応アイマスに出会ってから今までずっと「雪歩派」を貫いているのだけれど、雪歩に転ぶ決定打になったのがこの動画。
ということで、いわゆる担当アイドルを決めさせたというのもそうだし、
その理由が「この清楚で可愛い子が、こんな扇情的な歌詞をくすぐったく囁いてくるなんて!」というものだったので、
「アイドルのステージ映像に別の楽曲を合わせる」というニコマスPVMADの醍醐味を教えてくれたという点でも外せないかなと。

アイドルマスター1 彼女と笑えれば。

管理者削除のため動画フレーム貼り付け不可(リンクはこちら



おそらく私がアイドルマスターに最も求めているのは
「アイドル同士の熱く、感動的なドラマ」なのだけれど、
それを気づかせた、というかその方向性を決定づけたのは間違いなくメイPのストーリー系PV郡でした。
暴れ出すや箒星signも大好きだけど、
一番大好きなこれをその代表として選出しました。リンク貼れないけど。

④春香ちゃん春香ちゃん




キャラクターの関係性に魅せられた作品としても、もう一つ絶対外せないのが弓削Pの青雲シリーズ。
このシリーズ内のアイドル達は弓削Pの独自設定を元に構築されていて、少なからずキャラ改変的な部分もあるのだけれど、
でも、この作品は私の中のアイマス観・アイドル観に物凄くいろんな影響を与えていて
いろんな人が紡ぎ出す、それぞれの世界の中のアイマス・アイドルを楽しんで、
その中からしっくり来る、好みの要素を抜き出していって自分の中のアイドル像を、自分だけのアイドルマスターを作っていく。
そういうアイマスの楽しみ方を教えてくれたのが青雲シリーズだというイメージがあるのです。
他のテキストものでもそういう体験は度々あったけれど、一番多く・鮮明なのはやっぱりこの世界なんですよねえ。

水瀬伊織





青雲シリーズが「自分の世界でアイマス・アイドルを魅力的に見せる」ものの代表格なら、
こちらは"原作アイマス世界の中で"アイドルとアイマスを素晴らしく見せるものの究極系だと思う。*1
当時も、今見ても、この動画ほどアイマスって、もしかして物凄くいいゲームなんじゃないか」って感じさせる場所は他に無いですね。
もちろん、この動画公開当時「伊織ってこんなに魅力的な子だったのか…」という反響続出だったのも忘れてはいけない点で、
「うちのアイドルを見ろ! こんなに魅力的なんだぞ!」というニコマスプロデュースの最北端って意味でも象徴的ですね。
にしても、これをこさえたのが熱狂的美希Pというのがいろんな意味で凄いよなあ…

アイドルマスター2 情熱のうた/カラーボトル





「オリジナルの物語」「原作範疇の物語」に加えて後ひとつ外せない視点が、
「原作の延長線上・原作をフォローする物語」というもので。
この動画を持ってして、この物語を取り込むことで私の中のアイドルマスター2は真に完結したのです。
他にもアイマス2発売頃のストーリー系PVには、
こういう原作に足りなかった理想形を見せてくれて、自分の中の物語構築に寄与してくれるようなものがたくさんあったのが凄く印象的で。
ニコマスアイドルマスターを噛み砕き、昇華してくれる場所なのだという印象が刻みつけられた、忘れられない視聴体験でした。

⑦(合作)ニコマスメドレー 〜2008 秋の祭典〜





エンタメ大好きマンの私としては、
このニコマス元老院と呼ばれていた人達の溢れるエンターティナーっぷりが凄く大好きで。
元々アイドルものなんてさして興味無かった私がここまでのめり込んでいったのは、
こういう目立ってた人達のエンタメ精神溢れる働きが非常に大きかったのではないかと思います。
ニコマスといえば、こういう「遠くにいる物凄い人達がワイワイ集まって、全力でバカやってるところ」的なイメージが今でも染み付いているんですよね。
そういう意味では私の中のニコマス原風景的な動画でもあるのかしら。

⑧【人力Vocaloidロボキッス【やよい・亜美】



物凄い人達の戯れとか、そうはいっても所詮は内輪なんでしょ的な意識がどこかにあった気がするのだけれど、
そういうのを完全にぶっ飛ばしたのがニコマス人力ボーカロイド動画郡だっと思う。
中でも、最初に神の領域に達したこの動画の視聴体験は格別でした。
「人力ボカロとはどういうものか」という前提さえ共有できていれば、
どんなに「アイマス? 興味ないね」とか「アイマスオタキモいわー」とか思う人でも、
ニコマス人力ボカロを聴いてそのスゴさに驚かない人、認めない人はいないとすら信じています。
それぐらい、人力ボカロっていうのはジャンルの垣根を超えるほどの究極芸術ってイメージがあって、
そして、その分野で他ジャンルよりも圧倒的に先を行っていたニコマスはまさしく最先端であり、時代の寵児だった。
だから、この凄い世界を全力で楽しまなきゃ、食らいついていかなきゃ損だぞと。そう思わせてくれたオーパーツ動画だったのです。

⑨【手描き】ほんとうの765プロ【紙芝居?】





最後は唯一最近の動画。(といってももう2年前だけど…w)
公式アイドルマスターの物量・熱量がニコマスを圧倒して、
さらにその公式アイマスがいくつもの世界に別れ、それぞれがそれぞれのアイマスを見つけて歩んでいく、そういう時代の中で。
「お前の中にある、お前の好きなアイマスってつまりはこういうことでしょ」という答えを突きつけてくれた動画だったのです。初めて見たときの衝撃はずっと忘れないと思う。
無印だとか2だとか、765だとかシンデレラだとかミリオンだとか、もうそういう次元の話じゃなかったんだと。
私の中のアイマスがどういうものか…そういう指針をこの動画くれたから、これからはもう根っこの部分では揺るがないと思う。きっと、たぶん、おそらくは…。

サクッと書くつもりがけっこう長くなってしまった。これはもう語りたがりブロガーの性ですね…。
「自分を構成する9作」であって、「好きな動画9選ではない」というのを意識して選んだんですけど、
結果的にやっぱりオールタイム20選にもくい込むような大好きな動画が多くなりましたね。
ストーリー性の見えるものが多い動画が中心辺りに私の好みが出ているかな。
あと、こういう題材で動画を選ぶにあたって、
「自分の作った動画」が全く選択肢として浮かばなかった辺り、自分はやっぱりどこまでいっても視聴者側の人間なんだなあと思いました。
ではこんなところで。ゆーいちPありがとうございました。

*1:厳密にはこの動画はノベル作品のOPに当たるもので、本編は同じく"オリジナルな世界の中でアイドルを魅力的に見せる動画"なのだけれど