木星ケーキとジュピターネタMADの話

僕の中での今期最強のネタ動画はカクテルのHBP作品かなーと思っていたんですが、ここにきて対抗馬が浮上。
いやもしかしたら「ゆるふわ系ジュピターPV」を目指しただけであってネタではないのかもしれんけど、まあ僕にとっては最高のネタ動画でした。
(※以下ネタバレ含むので格納)
選曲・ステージ・わるつP独特の色調・そして謎の北斗押しの四重奏。
おまけに僕が765プロ空耳ケーキを20選に入れたほど気に入っていることや、
直前にいろはPのガチ冬馬PVを見ていたことなんかもあって、じわじわと削られていきました。
そして後半、サビに入ってからの畳み掛けで完全にやられた。

ワン!

ダー!

ラン!




フェン!

リー!

ラン!
このトリプルコンボからの、
(ここで千手観音と指差しを持ってくるのが流石だなぁと。上手い人はここらの使い方が凄く絶妙なんですよねー。)

毎日ふわふわする北斗さんで声をあげて笑っちゃって、ついついPCから目を逸らしちゃいました。

で、慌てて視線を戻したところに飛び込んできたのが、
髪をかき上げるポーズからの……

北斗「食べてね今夜は……」
ここで完全敗北。笑いすぎて危うく椅子から転げ落ちるところでした。

さらに追い打ちと言わんばかりの三連続ダブルピースから、

「ええくるとは思ってましたよ。でも笑っちゃうんですよ」な天使のコーラス北斗さん。

そしてラストはやっぱり北斗センター。
もう最後まで腹抱えて笑いっぱなしでした。
初視聴時のインパクトも圧倒的だし、二・三周目も「食べてね今夜は……」辺りで笑っちゃう。
あまりにズルすぎるし上手すぎますわw

このタイミングでこの傑作を見て、ふと感じたのが「今年のネタ動画におけるジュピターの活躍は凄まじかったなぁ」ということ。
昨年、アイマス2発売前の時点ですでに彼らの良作ネタ動画はチラホラ見受けられたわけだけど、
発売を迎えて、いざ蓋を開けてみればこれほどだとは思っていませんでした。
ガチPVの良作の多さも予想以上だったんだけど、ネタ方面でのインパクトが如何せん圧倒的すぎたw


そもそもクールなイケメンってイメージで出てきた奴らだから、
こういうギャップがある曲を合わせるだけでも笑える動画になるんですよねw(この動画はダンスの巧さもあってこそだけど)
765プロアイドルたちにヘビメタとかを合わせても普通にカッコいい動画になるのに、
ジュピターに萌え系電波曲とかを合わせるとネタ動画として受け取られるってのは面白い現象だよなぁと思います。
個人的に似たような立ち位置として思い浮かぶのがDSの武田さんなんですが、
それがダンス素材もあるキャラとして出てきたことは、ネタ動画の新しい領域を開いたよなぁと感じる今日この頃です。

ダンスの振り付けについても見逃せないところ。
「恋をはじめよう」の万能っぷりは二曲分しか素材が無い欠点をカバーしているし、
その2曲分の中に特徴的なポーズがとにかく多い。

ジュピター動画の代表クラスのこれなんかは、恋はじラストのあのポーズがあったからこそ成立したものでしょう。
他にもバク宙・千手観音・「Alice…」・北斗のポジション確認ポーズなどなど、使い方次第で化けるものがたくさんあります。

んでさらに油を注いだのが、PS3版発売時のアピール追加。
たいていのアピールは純粋な目で見れば爽やかなポーズだし、
バーストアピールの天使の羽も黒衣装のときと対比させていると捉えれば妥当っちゃ妥当なんですが、

正直ダブルピースだけはスタッフがネタとして仕込んだとしか思えない。
ピースするにしたってあの表情・ポーズは無いだろwww
もうどう見てもそっち方面での盛り上がりを狙ってるよなぁと感じます。
あれを本気でカッコいいと思って送り出したのならスタッフの感性を疑いかねませんw
後S4Uで自由に素材が用意できるようになったこと、そして全員のソロが可能になったことも大きいね。

特に北斗なんかは、ソロ素材が来てからより火がついたような印象があります。
PS3版発売まではどっちかというと冬馬の方が強かったような気がするんですが、今や北斗がぶっちぎりでしょう。
というか↑の動画、ノーマルPVでこれだけ面白いってのはもはや異常ですよ。
シリアスな笑いの極みと言っても過言ではないはずw

これまで挙げた動画以外でも、




この辺りにはホントめちゃくちゃ笑わさせてもらったんですよねー。
今年はジュピターに楽しませてもらった一年でもあったんだなぁと、今更ながら気づきました。
去年の騒動の事を思うと、いろいろと感慨深いものがあります。

まあそんなわけで、来年もジュピターのバカバカしくて最高に笑える動画に期待したいなぁというところです。
いやカッコいいガチジュピター動画も嫌いじゃないんだけどねw