嵐の前の静けさ? アイマスクエストⅣ 103話 「笑顔でおはよう」 感想


今回はすっげー速く捕捉できました。
たぶんツイッターに貼ったの自分が最初だったんじゃないかな?
……まあ自慢にも何にもなりませんがw
(以下ネタバレ全開につき注意!)

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今回のメインはやはり、ついに目覚めた春香と閣下・やよいの会話でしょうか。

春香の会話シーンを見るのって、視聴者からすれば7章ファイナル、つまり09年9月20日以来なんですよねー。
何というか……春香が喋っているところを見てるだけで凄く感慨深かったです。

会話の中身もいろいろと衝撃的。
いきなり閣下は正体バラしちゃうし!
さらに春香が疑心暗鬼に陥ったところで、体をあっさり明け渡すとは……
でもおかげで久々にはるやよ成分が補給できましたw

この後の春香とやよいのやり取りも含めて、とにかく閣下の会話運びの上手さに唸らされました。
まず正体については自分自身でバラしたうえで、
現状の話などはやよいに担当させる。
やよいはアイドル勢の中でも、春香が最も理屈抜きに信頼できる相手と思われますからね。

このシーンに代表されるように、マスクエのやよいは融合の影響で本来よりもしっかり者であり、
現状を分析し、きちんと説明してあげられるだけの力があります。
でもだからこそ、閣下に上手く利用されちゃってる感じがするんですよねー。
閣下はおそらく、春香がやよいとの会話によって自分がエスタークであることを確信した後でも、
春香が自分を消せないだろうという確信があったのでしょう。

そして話がピサロの問題の及んだところで登場し、ピサロを討ちにいく宣言。
今の状況なら、Pを死亡帰還させるのは春香にとってもありがたい話のように思えるはず。
100話では最初ピサロを生け捕りにしようとしていましたが、
元々は春香に納得をさせたうえで殺すつもりだったのでしょうか。
そしてピサロが予想外に強くしぶとかったからあきらめた……とか。
後もしかしたら、やよいの話が「閣下がピサロの黄金の腕輪を狙っていること」に及ぶ前に会話を打ち切ろうとした可能性もあります。
……まあ、描かれていないところで話している可能性もありますが。

しかし閣下と春香の関係は本当に不思議です。

このシーンとか、緊迫した状況にも関わらず凄く微笑ましい気持ちになりました。
春香の閣下に対する、尊敬だとか友情だとか疑念だとかいろんなものが入り混じったような感情もいいのですが、
閣下の、春香への態度がなんか好きなんですよ。
優しくて、見守ってあげている感じがするというか……
個人的には2人の関係はまるで姉妹に近いような印象です。
「閣下が春香のことをどう思っているのか」ってのはずっと気になっていることなんです。
春香は閣下が長い間ずっと待ち続けた、自分を受け入れられるだけの器なわけですし。
それに人気投票で、春香と閣下が少し混じってるって言ってたのも、
ギャグっぽく扱われていたものの、気になって仕方がないです。


ラストでは、動き始めましたアイドルたちの姿も描かれました。
「アイドルたちが先に腕輪を奪い、その後に閣下がピサロを討つ」
こんな展開になればベストじゃね? と思っていたものの、

やはりピサロ軍も動き出していました。
まあ主役格の一人が、こんなところで終わるはずないですよねw

ピサロは閣下対策をし、アイドルの動きはおそらく知らない。
アイドルたちが閣下・ピサロ双方の動きをどこまで把握できているかは分からないがちょっと不安。
一方閣下も現状把握がどこまで把握できているかは不明だが、100話の亜美クラスのアクシデント以外なら想定内だと思われる。
やはり、今のマスクエはこの三つ巴の構図が面白いです!
今回は会話が中心のおとなしめな回でしたが、次回は間違いなく嵐が吹き荒れるはずw
ついに三勢力が交差するデスパレスで何が起こるのか、楽しみでしかたありません!

【余談その1】

緊迫した展開が続くなかで、亜美真美が本当にいい清涼剤になってくれています。
特に亜美に関しては、101話で合流したときに
「ついに亜美もシリアスに巻き込まれちゃったかー」
と思っていたものの、全然揺らいでませんでしたw
8章に入ってからどんどん亜美の好感度が上がっている気がします。

【余談その2】

顔グラの選択が毎回素晴らしいマスクエですが、ここのやよいが特にツボでした。
可愛いさと凛々しさ。
春香と会話できたことへの安堵や、現状を憂う気持ち……
この顔グラ1つでいろんな感情を読み取ることができます。
……まあ、自分の妄想にすぎないかもしれませんがw
こうもいろんなことを考えちゃうのは、自分が長いマスクエの物語に付き合ってきて、
一人一人のキャラに凄く感情移入しちゃってるからでしょうかね。

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他にもついに登場したドラクエⅢの魔物だとか、
気になる伏線の一つだった木こりの家の話だとか、
もっといろんなことに触れたかったのですが、
ダラダラと書き続けて文章にまとまりがなくなってきたのでここでやめときます。

どれだけ長文を書いたところで、まだまだ語り足りないと思わずにはいられない。
自分にとって、マスクエとはそういう作品なんだなーと改めて再確認しました。