自分のニコマス20選を振り返る(08下半期)

「はあああぁぁん」の衝撃ですっかり忘れかけていましたが、
ニコマス20選の時期が後一か月という所まで迫ってきました。
そこで、そろそろ自分の過去の20選についての話をしてみようと思いました。
ブログ開設初日に予告しておきながら、いままでずっと先延ばしにしていたのでw

まず最初は、初参加だった08下半期の話。
EDの参加者一覧で自分の名前が出たときの感動はいまでも覚えています。

……でも実は、ここと09上半期のセレクトにはいまいち納得がいっていないんですよね。
というのも、自分は09上の途中にプレミアム会員に登録したので、
それまではマイリストがパンパンでそれ以上動画を追加することができなかったのです。
09下からはずっとマイリスを見ながら選出作品を吟味しているので、
それができていないこの2回のセレクトはかなり適当になってしまっています。
特に初参加だった08下に関しては、その場で思いついた動画を20個放り込んだだけの適当っぷりw
またニコマスに本格的にハマり始めたのも09上の途中だったため、当時は見ている動画の数も少なく、
「なぜこれを選んでいないんだ!」という動画がいくらかあり、後悔が多いのです。

とはいえ勿論、選ばせていただいた動画は全て大のお気に入りであることは間違いありません。
さすがに全作品についてふれる余裕は無いので、いくつかの動画をピックアップして語っていきます。


やよいロイドで ブラック★ロックシューター -Band Edition-(ハロP)


衝撃度は08下半期No.1。
その圧倒的な完成度で、自分の人力ボカロに対する固定概念をぶっ壊してくれました。
この動画の衝撃具合については、以前の記事でもふれたので見てほしい。

兄に内緒でアニマスに親戚一同でアテレコしてみた(ちんこうP)


長い動画ですが、大好きなんで何回も見返しています。
具体的に言えば、後に公式チャンネルで本物のL4Uおまけアニメが公開された際に、
ちんこうP版の春香のセリフを即興で完璧に思い浮かべられた程度にw
自分の20選には毎回必ず1つか2つ、こういうネタ臭の強い動画が入ってきてます。
ニコマスのメインはPVだとは思っていますが、それだけの世界なら間違いなく自分ははまりませんでした。
こういう無駄に凝ってるネタ動画の存在も、きっと自分がニコマスに惚れた一因なのです。

「全員で!キラメキラリ」 ショート(アヴェP)


今はだいぶ状況が変わってしまったものの、
初期のニコニコ動画といえばやはりこういうタイプの動画がメインだったように思われる。
この頃はまだニコニコのほとんどのジャンルの動画をチェックしていたので、
「おおー! こういう動画がアイマスにもきたかー」
と喜んでいたような気がする。(うろ覚え)
PVをメインに育ってきた界隈だからなのか、以外とニコマスにはこういう動画あまり無いような気がするんですよね。
素材も多いし、各キャラに定番の決まり文句やインパクトのあるセリフも多いんだから、
もっとこういう動画が増えても良かった気がする。
全ジャンルが同じランキングに詰め込まれていた時代なら、
こういう動画からアイマスに入る人もきっと少なくなかったと思うんだけどなー。

「シビれさせたのは 誰?」(へぼピーナッP/ベルナール・リヨ3世)


間違いなくニコマス史に残る超名作。
これが20選トップってのは、さすがに分かりきってましたw
手描き動画はどんなジャンルにも存在しますが、
自分が観てきた中でこれ以上に凄いと思った動画は存在しません。
アイマス贔屓とか言われそうですが、それでもやっぱりこの動画は凄すぎる。
つーかこの動画の楽しさは、アイマスを知ってようが知らなかろうが万人共通のはず。

この動画に使用された曲がニコニコ市場で現在954枚売れてますが、
そのうち95〜100%くらいはこの動画からの購入者です。
(「この動画から○人購入しました」って表示が出なくなったので正確な数字は分かりませんが)
1000枚近くのCDを売る動画とか、改めて考えてみてもやっぱ化け物すぎるwww

アイマスエストⅣ 72話 第六章エピローグ(ておくれP)


(※この回から見るとネタバレになるので注意してください!)
当時は「シリーズ物は期間内で一番面白かった回を入れる」ってルールが自分の中でできてなかったので、
適当に一番新しい回を放り込んだ記憶があります。
ちなみに、一番面白かった回は勿論1つ前の6章ファイナル。
自分にとって、初めてリアルタイムで見始めたマスクエが6章でした。
本当に6章に間に合ってよかったと今でも強く思います。
あのファイナルの感動をリアルタイムで他の視聴者たちと分かち合えたのは、自分にとって一生ものの思い出です。

逆転裁判春香 第1話「逆転アイドル」2−G(ともきP)


(※この回から見るとネタバレになるので注意してください!)
アイマスエストが初めてみた架空戦記」って前に書きましたが、今思うと逆裁春香の方が先でしたw
本当にごめんなさい。
でもこのシリーズって、当時は架空戦記って感じがしなかったんですよね。
この動画をハマっても全く他のシリーズものを観ようとしなかったのも、たぶんこれを架空戦記だと思ってなかったから。
たぶん「紙芝居動画」みたいな感覚で見ていたんじゃないかと。
背景も立ち絵も全部自作だからかな?
……だからこそ、マスクエが最初だと誤解していたんだと思います。

肝心の逆裁春香の中身についてはいずれ単体の記事で書きたいと思っているので、ここではあえて書かないことにします。
かなり思い入れが深いシリーズだから、おそらく支離滅裂な文章になるかと……

Seasons of Love(RENT)(DikeP)


08下半期から一作だけ選ぶとすればやよいBRSとシビレとこの動画で悩み、これを選ぶんじゃないかと思います。
とにかく選曲が反則過ぎる。
自分はこの曲が使われている元の映画(ミュージカル)は全く見たことがありませんが、
それでもこの歌声と、和訳された歌詞を見ているだけで凄く感動できます。
ニコマスは様々な未知の名曲を僕に教えてくれましたが、なかでもこの曲は別格。

でも勿論、曲だけではこの動画から味わった感動を説明することはできません。
何と言っても、この曲とアイマスを組み合わせたことが見事なのであり、
完璧な動画の作り込みや演出で、この名曲を見事に生かしきっているのが凄いのです。
ラストの春香さんの思い出ラッシュとかもう反則。

また、当時はP・見る専問わずあまりニコマス関連のブログとかをチェックしてなかったから、
DikePにその意図があったのかどうかは分からないのですが、
同じ時期に話題になったこちらの衝撃作

に対する実に美しいアンサーになっているとも感じました。
投稿者コメントと和訳歌詞が叩きつけてきたメッセージに、とにかく胸をうたれずにはいられませんでした。

元々2008年で最も好きなPV作品だったのだが、
後にアイマスSPを購入して実際にアイドルのプロデュースを経験し、
そして全員のプロデュースを終えた後、再びこの作品を観にいきました。
そしてその時、この動画は自分にとって一生忘れられない作品となったのです。
アイドルをプロデュースしてきた全ての人に見てもらいたい作品です。

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08下半期の話はこれで終わり。
20作全部にふれるだけの根気がないので、たぶん09上半期以降もこういう感じになるでしょう。
手抜きでごめんなさいm(_ _)m