アイマス2を一周終えた時点での雑感

アイマス2のネタバレ含みます

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とりあえず一周終わったので、プレイ中に感じた様々なことを書きなぐっていきます。

シナリオ

出来がアイドルごとにバラつきがあるようなので、内容の評価は後々に個別にしていきます。
まあでも、基本的な流れはどのアイドルも一緒かな?
「竜宮に敗北→再戦で勝利→IAノミネート→vsジュピター→Pハリウッドへ」みたいな……
961アイドルとの絡みばかりだったSPのシナリオに比べ、
今回はリーダー個人に焦点を当てているみたいなので、個人的には嬉しいです。

竜宮小町

「4人がプロデュースできない」ってのが勿論最大の不満ですが、
シナリオでの扱い方にも正直不満が残りました。
やっぱ冬馬一人にボロ負けして、そのままフェードアウトってのはなぁ。
まあ冬馬は単独でCD数十万枚売り上げる実力者であり、
ジュピターの残り2人は彼のおまけみたいな感じだったので、
彼に負けたからといって竜宮小町がザコってことになるわけでもないんだけど……
せめて「冬馬一人」か「ボロ負け」のどちらかを変えてくれていれば、印象も変わったと思います。

そして、なんといっても彼女たちが這い上がってくるイベントがほしかった。
僕の知ってる伊織が、亜美が、あずさが、律子が、あんなところで終わるわけないんです!
これさえあれば、別に冬馬に完敗したことなんて全く気にならなかったはず。

後、自分のユニットが5曲もリリースしてるのに対し、
竜宮小町は最後まで「SMOKY THRILL」一曲だけってのはあんまりだと思う。
そのうえ順位もどんどん落ちていくし……
別にステージシーンなんてなくてもいいから、
曲名だけでも旧作から借りてきて、新曲をリリースした設定にしてほしかったです。
モブユニットのサイネリアでさえ、2曲目をリリースしてきたのに……

アイマス2に不満を述べるなら、やはり竜宮小町関連が中心になるかなぁ。

ジュピター

彼らに関しては特に言うことはないかな。
別に男性アイドルと女性アイドルが戦う展開に違和感は感じなかったですし、
三人とも浮くことなくアイマスの世界に溶け込んでいたと思います。

「憎まれ役」というには曲も爽やかだし、仲もいいしでちょっと気になりましたが、
冬馬がそこそこ敵対心を煽ってくれたので、まあそれなりに機能していたと思います。

ただ、彼らを倒すことで「ユニットの団結の力」を示す展開には違和感がありました。
だって、ジュピターの雰囲気は普通によかったんだもの。
「個々の能力は高いが、三人がバラバラの方向を向いているユニット」
……みたいな描写をした方がよかったように思えます。

つーか「男とアイドルの絡みなんて見たくねー」って意見がありましたが、
雪歩と冬馬は全く絡むシーンがありませんでしたw
さすがに、お互いの名前を口にすることすらないレベルとは思ってなかったなー。
まあ、雪歩以外のアイドルだともう少し絡みがあるのかな?

冬馬のキャラ自体はかなり気に入ってます。
常に真剣だけど、だからこそイジりがいのある非常においしいキャラ。
その辺の魅力は、ちょっと響に通じるところがあるかな。
後、モーションがいちいち大げさすぎてどこか滑稽な印象がwww

そして翔太と北斗は出番が少なすぎて冬馬のおまけって印象しかないのですが、
彼らは他のアイドルのルートだともうちょい目立つって噂を聞いたことがあるので、
そのときに改めて語ろうと思います。

オデ・フェス・ライブ

前作から大幅に仕様が変わりましたねー。
オデが単なるハイスコア追求ゲームになり、NPCとの駆け引きの要素がなくなったのが残念でした。
まあでも、今回の対人戦要素はフェスが担ってるってことかな?
フェスはライバルとの一対一である分、
SPのライバルとのオーディションバトルよりも盛り上がりがありました。
ジュピターも適度に手ごわい相手でしたし。

ただ3つに共通して大きく不満に思っているのが、
スコアが一つに共有されるせいで、Vo・DA・Viをバランスよく上げる必要がなくなったこと。
どれかに特化させたほうが圧倒的に強いんだよなー。
3つをバランスよく上げるのが好きな自分としては、この仕様にはかなりガッカリです。

システム自体は前作の方が断然好き。
ただし、フェスの熱さは評価したい……って感じかな。

レッスン

前作より簡単になっていたので、個人的には嬉しいです。
ここで躓くとストレスが溜まりそうですし。
特に、今まで苦戦していたダンスレッスンが簡単になっていたのがよかった。

イベント・営業

営業の数は減っちゃいましたが、一つ一つの演出とか構図に非常に力が入っていました。
ニコマス民としては、「PVとかに挟むと映えそうだなー」と感じずにはいられないw
実際、涙を流すシーンなんかは既にPVでチラホラみかけますし。

ただ、楽曲の順位で営業の内容が変わっちゃうのはかなり不満。
これ、二周目からはすぐに順位が上がって、
序盤のコミュはほとんど見逃してしまうのでは……
コミュを見るのはアイマスで一番の楽しみだから、不安だなぁ。

メール

イベントの内容に関連したメールが来たり、
写真つきのメールがきたりと、前作以上に進化していたので大満足。
しかし、これを有料にするのはさすがにどうかと思います。
衣装や楽曲のDLCの価格設定もぶっ飛んでますが、あれらはあくまでオマケであり、
買うのはプレイヤー自身の勝手だから別にかまいません。
でもメールのような、購入の有無でゲームを楽しめるかどうかに差がつくような代物をDLCにするのはあまりにいやらしい。
まあ、まんまと乗せられて買ってる自分も自分ですが……
9人分買ったら、合計1800MSPっていう価格設定もまたひどい。
メール金額を合計したら、定価1万円越えてますもの。
SFC時代のソフトかよ!」と怒り覚えずにはいられません。

ユニットステータス

プレイ中にも述べた通り、「らぶすね」と「どん引き」は正直やや不快。
でも状態の変化自体は面白かったので、↑のことを除けば満足かな。
後半から「かしましい」状態で安定してくるとやっぱり嬉しいですし。

夜の会話系統

面白いうえ、任意で飛ばせるからよかった。
「誰がいなくなったでしょう」は、滅茶苦茶簡単でした。
組み合わせ次第では難しくなるのかもしれませんが。

「ものまね」は雪歩と真が本人そのままで簡単なのに対し、
貴音だけは異常に上手くてビビりました。
亜美真美に次ぐモノマネ上手設定なのでしょうか……

「じゃんけん」は完全ランダムかと思いきや、
wiki「実は表情で判別可」ということを知り、凄く衝撃を受けました。
この作り込み具合は手放しで絶賛したい。

どっとっぷTV

最初は眺めているのが楽しかったのですが、毎週見せられてると次第に腹が立ってきましたw
何でこれをスキップできるようにしなかったのだろうか……
おまけに、いちいち竜宮やジュピターの曲のところで停止するから無駄に時間がかかる。
止まるのは自分の曲のところだけでよかったと思います。

でも、魔王エンジェルが健在だったのは嬉しかった。
ついでに雪月花もいたし、サイネリアにもニヤッとせずにはいられないですし。

衣装

Vo・Da・Vi以外の衣装はDLC限定だった前作に比べ、
今回はエクステンド衣装が多く搭載されていたので非常に嬉しいです。
マニーを使ってショップで買う仕様になったのも、
コンプリートしやすくなったのでいんじゃないかと思います。
時間経過しちゃうのがやや引っかかりますが……

楽曲

新曲少ないなーと思っていましたが、
ジュピターの曲も含めると箱版無印と同じく6曲用意され、
さらにイベント曲らしきものも2曲あったので十分頑張ってると思います。

ただ個人的に不満なのが、各アイドルの持ち歌設定。
SPの設定を引き継いだため、各自の得意ジャンルと曲のジャンルが一致していないのが引っかかります。
特に千早の持ち歌がDa系、真・響の持ち歌がVi系じゃないのはなー。
持ち歌の配分に関しても、
GO MY WAY!!」や「My best friend」が旧作とは別のキャラの持ち歌になっちゃったのがなー。
つーか、貴音に「My best friend」はミスチョイスとしか思えません。
響と貴音の持ち歌には、美希のときのように新曲を用意してほしかった。

2周目に入る前に

2周目からは確実にTRUEエンドが見たかったので、
とりあえずwikiを流し読みしてきました。
(あんまり攻略情報見るのに抵抗がない人間なので……)
そこで生まれた悩みが、
「如何にしてベストな攻略法と、自分の理想との折り合いをつけるか」
ということ。
例えば楽曲に関しては、
「このユニットはこれが一曲目で、これが二曲目で…」
という自分なりの強いこだわりがあり、
例えベストな選択じゃないとしても、そこだけは絶対譲れないんですよね。
また、できるだけ多くのコミュを回収したいと思っているものの、
どうやら2周目ではすぐに高順位を取れてしまうらしい。
わざとスコアを落として、50位圏内に入らないようにするという手段を考えましたが、
早いうちに大きなオーディションに挑めるようにならないと、地方賞5つ獲得なんて絶対無理なんだよなぁ……

楽曲のこだわりくらいは貫けるかもしれませんが、
コミュの回収なんかは諦めた方がいいのかもなぁ……

まあ、自分の出来る範囲で理想を通し、かつIA完全制覇ができるよう励みたいと思います。