2011年8月第2週のお気に入り動画

※対象期間
11年8月5日〜11年8月11日

ズルズルと更新日時を引き伸ばし、気付けばもう木曜日orz

今週も良作揃いでとっても幸せでした!
そして、紹介する動画6作を厳選するのがかなりキツかった……

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DIAMOND(ドドリアP)



ゲームでは描かれない竜宮小町の“その先”の物語を、
伊織のDIAMONDで紡ぐという発想が素晴らしく、構成もお見事。
僕が思い描いていた動画を、最高の出来栄えで形にしてくれたって感じです。
単品感想でガッツリ書いたから、ここではもう書くことないなーw

単品感想:竜宮小町の第2章

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NoNoWire11_The Shouty Track(獣道を逆走P)



NoNoWireの時期は獣道Pに期待しちゃうんですが、今年も凄いのをあげてくれました。
アニメーションとしてのクオリティの高さはもうお墨付きですね。

初見時で「なんだこのセンスは!?」と驚嘆したものの、
それから後に元ネタがあることを知り、「ああ、なんだやっぱり再現ものかー……」
と感じて元PVを見にいき、そこで再び驚かされました。
この作品、元PVをアイマス動画に置き換える手法がなんといっても凄いのです。
「これをこう置き換えるかー」、と発想の突き抜けっぷりに何度も感心させられましたし、
また元PVに多く見られる暴力的な要素を上手く変換し、
アイマスキャラが演じていても見やすいものになっていることも忘れていけません。
最早これはただの再現PVなんかじゃないですね。

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Best Shot(しょじょんP)



Cymbals楽曲ということもあり、しょじょんPらしいポップなPVに仕上がっています。
前半はいくらかの代表作で見られるような、MG風のオシャレな演出。
ステージの一部分を四角型で切り取る発想も面白いですねー。
そして後半では、近作で見られたステージで魅せる力が存分に発揮されています。
2つの先風が上手く調和した、ある意味しょじょんPの総決算的作品になっているのではないでしょうか。

……まあそんなどうでもいい考察は置いといて、
大事なのは千早が可愛いってことただそれだけだ!

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”Why Aren't We Talking” Kettel(SquareP)


実はこの動画一昨日くらいまで見逃してまして、もうちょいで紹介でいないところでした。
……今週のお気に入り引き延ばしててよかったw

ブロックノイズ(?)的なものが画面に混じった冒頭のシーンや、

この画像のような黒と白の衣装が交わる演出など、
目を惹く面白い演出が多数盛り込まれているのが面白いものです。
そのうえに、土台となるダンスシンクロがしっかりしているのもいいんですよねー。
おかげでステージで4分踊り続ける美希が実に楽しそうに見え、無機質感が出ていない。
やっぱそこが何より大事なんじゃないかなーとw
正直冒頭のノイズ演出自体はそんなに好きなわけでもないんですが、
あれがあるからこそ、その後の美希の表情の一つ一つが引き立っているように思えます。

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ホメ春香さんの「未来戦隊タイムレンジャー」(ムムムP)



一ヶ月ほど前からガチホメシリーズを投稿し続けているムムムP。
今いちばんホットなホメ春香専属Pですね!

毎回凄く熱い・美しいPVなのに、要所要所にホメらしいぶっ飛んだネタが入ってきたりして、
「ああもう、この動画をどう捉えればいいんだ!
……ってか、そもそも何故ホメ春香を主役に据えるんだよ!
みたいな感じで自分も視聴者も困惑してましたが、今回も御多分に漏れてませんでした。
画作りがとてもカッコいい、さらに春香さんの熱いストーリーなんかも感じられる……
順当なモデルセレクトをしていたらおそらく普通にカッコいいPVで終わっていたことでしょう。
でも、「変身後が完全にモンスターじゃねえか!」
「つーかなんで戦隊メンバーに三六丸をチョイスしたんだよ!」
といったようなツッコミどころがやっぱり存在しているんですよね。
動画が終わった後の、困惑しつつ称賛しているコメントの空気が面白いwww

   
ちなみにこの貴音のシーンがめちゃくちゃツボでした。
順々に食事が変わっていくスピード感と、幸せそうな貴音の表情がたまらんです。

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ハルカマコトのナンパ談義(迅七P)


最初の方は「文字送りはええええ!」とビックリさせられましたが、
決してついていけないような早さではないんですよね。
むしろこの圧倒的なテンポの良さのおかげで、
畳み掛けるようなボケとツッコミの応酬を実現しています。
やや冒険ともいえるくらいのハイスピードがうまく機能しているのではないでしょうか。

勿論テンポだけでなく、台詞回しの巧みさや自作も含めた立ち絵のチョイス等、
様々な角度から見ても非常に出来のいい動画だと感心させられました。

それと余談気味な話になるのですが、
「アイドルが漫才(もしくは何らかの芸)を演じている」
って設定はけっこう便利なのではないかなどと思いました。
実は僕、迅七Pの処女作はちょいとキャラの崩し具合が気になったんですが、
今回の動画は全くそういうのがなかったんですよね。
もちろんP自身が「引っかかりを感じさせない見せ方」を上達させたというのもあるかもですが、
「漫才」という舞台が心理的な効果を与えている一面もきっとあると思います。
多少キャラクターの性格に違和感を感じたとしても、「ああ、これはあくまで漫才のうえでのキャラ作りなんだ」みたいに思えますからw
だからこういう状況下なら、キャラ崩しの違和感を多少軽減させられるのかもしれないなー、なんてふうに思ったのです……