僕にとっての伊織は正にえれくとりっく・えんじぇぅ


カクテルの大トリを務めた2番Pの作品のお話。
昨日の全作品感想では書き切れそうになかったので、
単体で感想書こうと思って今日に回しました。

                                                                                                            • -

昨日も書きましたが、
ラストに伊織担当が2人担当しているPが残っているのに気づいたときに、
M@co.jPか2番Pのどっちかがトリじゃないかと予想していました。
で、もし人力ボカロで作ってくるであろう2番Pがトリだとしたら、
その理由はやっぱり選曲に基づいてるではないかと思いまして、
「トリにふさわしい曲っていったいなんだろう?」
とワクワクドキドキしながら待っていました。

そして流れ始めたのは、二番煎じメドレーの「再」利用である「えれくとりっく・えんじぇぅ」。
もう何十回も聴いたあのメドレーの中で、
千早の「永久に続く五線譜」に並んで一番大好きなパートなんです。
しかも僕の大好きな骨盤Pのアレンジバージョン。
(矢夜雨Pの動画を見たときにベタ惚れしました)

もうイントロの時点でテンション上がりまくりでしたよw

肝心の人力ボカロの完成度については……まぁ、今更語るまでもないかなぁw
2番Pレベルになると、もう正直凄いとしか言えないです。
どっちかというと、動画の話をしたいです。
まず、「スキ」のときにも思わせられたんですが、2番PはPV作るのも上手いですよねー。
ダンスの合わせ方バッチリだし、魅せ方も上手。
そして何より構成が素晴らしい。
無印から2へ、って構成はベタだけど大好きなんですよね。
特にこの動画は中間に無印EDのときの台詞と映像を挟み、

アニマス2話EDを最高の形で使ってきて、
伊織への愛おしさが爆発しそうになったところでのチェンジですからそりゃもうね。



後、伊織って無印から2への変化が凄く光るキャラだってのもあるかな。
2になってユニットのリーダーになり、よりスター性に磨きがかかりましたし。
それに、VoやDaと比べてやや影の薄いVi衣装ってチョイスが最高。
無印伊織のVi衣装は、「可愛い少女」って印象を受けるんですが、
2伊織のVi衣装は、そこから一皮むけた「美しい少女」って感じなんですよねー。
だからこそ、より2に変わった時の興奮が加速しました。
僕が個人的に2伊織Vi衣装のデザインが大好きで絶賛してるってのもあるかなw

そしてラストにもう一段階、天使コスへのチェンジでまたやられました。
いおりんマジ天使!

後は上の方でも言ったけど選曲!
二番煎じメドレーで千早のと並んで好きだったってのは本当なんですけど、
実はちょっと理由が違うんですよね。
「永久に続く五線譜」は、曲と千早との相性が素晴らしいから
一方「えれくとりっく・えんじぇぅ」は、原曲が大好きだったから
ボカロ曲は3桁も知らないにわかなんですが、その中で一番好きな曲がこれなんですよね。
それに高クオリティのアイマス人力がつくってだけでもう嬉しくて、
正直、歌うのが伊織じゃなくても評価は変わらないだろうと思ってたんです。
でも今回のを見て、この曲を歌うのが伊織だからこそ価値があったんだと思いを改めました。
伊織というキャラクターのことを想いながら、
この曲の歌詞を一つ一つ噛みしめていると凄く胸に迫るものがあったんですよね。

特に後半以降は歌詞フォントが大きくなる演出も相まってもう、ね……

とまあここまでいろいろと褒めてきたわけですが、
何といっても僕の胸を貫いたのは

「俺と伊織」の実績解除だったわけでw

アイマス2をプレイしてない人がいるかもしれないので一応解説。
2では、「俺と○○(アイドルの名前が入る)」っていう実績がゲームの進行に合わせて解除されるんです。
でも伊織・亜美・あずさだけは「俺と竜宮小町」で片づけられちゃって、
「俺と伊織」の実績は存在しないんですよね。
(律子は解除のタイミングが違うため、一応「俺と律子」が存在する)
そこがアイマス2に抱いていた不満の一つだったこともあって、
不意打ちでの幻の実績解除にはもうしてやられましたw

ここから唐突な自分語りm(_ _)m
実は僕、6月に箱○アイマス2を同時購入したんですが、
その一か月後にPS3版の発表が出ちゃいまして
わざわざ無駄な金使った俺はなんだったんだよって後悔してたんですよね。
PS3はすでに持ってたし、箱にはアイマス以外やりたいゲームが全くなかった)
でも、この実績解除演出の感動は箱版をプレイしたから味わえたものなんですよね。
だから、3万はたいてハードを購入したのも悪くなかったかもしれないと思えました。
ちょっとモヤモヤしていたものが消えて、なんか今は凄く幸せな気分です。
素敵な伊織を見せてくれたことはもちろん、その面でも2番Pに感謝したい。

そろそろ話を戻してまとめに入ろうw
最初に「トリにくるなら選曲が原因?」とか書きましたが、
選曲と人力の完成度だけじゃなくて、映像の出来も本当に素晴らしく、
僕のツボをことごとく突いてくれました。
それにさっき読んできた、ブログでの裏話も凄く身に沁みました。
特に後半のお話が。
本人は後付けだって書いてて、
それが照れ隠しなのか本当に後付けなのかは分からないけど、
別にそんなことは重要じゃないからどっちでもいいですw
2でより素敵になった伊織がプロデュースできない悔しさはこれからも引っ張りそうですが、
そういう後ろ向きな考えは奥にひっこめといて、
「ゲームではプロデュースできなくても、俺は伊織のプロデューサーだ!」
っていう心持ちでいたいと思います。
楽しい祭りの最後の最後で、そんなことを思わせてくれる動画と出会てホント幸せ。