2011年のニコマスを適当に振り返っておく

年の締めにこういう話をガッツリしたいなぁと思ってたんですが、ここ数日けっこう更新頑張ったのでバテました。
(とはいえ、20選予想もアニマスまとめ感想も来年に持越しになっちゃったけど……)
というわけで、すっごく適当に、思うがままに、今年の話をしておくことにします。適当万歳。

ああそうそう、以下に書くことは全部僕の私観で、検証とかろくにしてないよー……と事前に予防線を張っておきますw
ちなみに僕の視聴範囲はある程度(マイリス三桁くらい?)に限られてくるので、その範囲で見た話になりがちです。

とりあえずPVの話。
何というか、大人数のものが多かったなーと思う。
そりゃもちろんPVはトリオがメインだしクインテットも追加されたしオールスターは華があって伸びやすいしだけど、
にしてもソロとかデュオとかの動画減ったなーという気が……
アイマス2が三人固定ってのも影響してたりするのかな? う〜ん……

大人数ものが多かったということで、目立っていたように思えたのは必然的にセンター力抜群の春香。
オールスターでも美味しいところを持っていくことを宿命づけられたキャラだしね。
ルカニみたいな個人メインでの大きいイベントもあるし、もう今は春香一強すぎるように思える。

次点は伊織じゃないかな。これはまあ一つ前のエントリに書いたので割愛。

その次は美希。春香に次いでセンター力高いし、プロジェクトフェアリーの大人気っぷりもある。
フェアリー人気に引っ張られた部分もあってか、新規参入の響・貴音も十分すぎるほど目立っていました。
後はまあ、千早とか真とか雪歩とか? 
ちなみに、目立ってなかったアイドルとかを挙げるのはアレなのでやめときます。これあくまで自分目線での話だし。

センター力だと春香・美希だけど、トリオにおける亜美真美セットの2nd・3rd力もかなりのものだなぁと思う。
やっぱ2における急成長が活きてるんでしょうかねー。
RidgerPの目覚めとか、無印時代の亜美真美ではあの位置に置けなかったと思うし。

どんどんキャラの話に流れてた。軌道修正せねば。
後は何というか、ニッチな選曲の大作が増えたなーと思う。
僕の音楽知識が狭すぎるせいでニッチだと感じるのかもしれないけど……

最近この動画を見たとき、
「こういう分かりやすい選曲で、とにかくアイドルの可愛さでぐいぐい押してくるようなタイプの大作が減ったなー」なんて風に感じました。
僕は分かりやすいものが好きな人間なので、もっとこう大衆受けするようなあざとい選曲をガンガンしてほしいところです。
まあ何で作るかなんてその人の気分次第なんだけど。

それから、これは去年から思ってたんだけど、カズマさんのエントリー読んだら書きたくなったからふれておく。
(本年度ブロガー新人賞もらったよ! やったね!)
まあズバリ、カクテルとかVRFとかで来たような傑作が、もっと小分けで日常的にくればいいのになーということです。
今って祭りのときしか動画作らない人が多くて、そういうイベントがあるからこそ製作が活性化されているってのは分かってるんだけど、
そういう動画がこの11年下半期内に分散していたら、もっと毎日楽しめたし盛り上がれたんじゃないかと思うんですよね。
それにいっきにドバーッと新作が来ると、何か見ていて徐々に感覚がマヒしそうになるし。
……というわけで以上、「視聴者様」目線丸出しの意見でしたっ!

テキスト系の話。
正直なところ、昨年でいう「雪ねぇ(始まったのは09年末だけど)」「ロマンティックサガ」「鋼の豆タンク」クラスの強力な新規シリーズはこなかったかなぁという感じ。
クオリティと、エンターテイメント性の両面から見ての話ね。
その2、3歩手前くらいならいくつかあるんだけどなぁ。
強いて挙げるなら、上半期20選で大躍進を見せた「とのばな」ですかね。

既存の人気シリーズもあんまり元気無かったように見えた。
マスクエはわりと凄かったと思うんだけど、信者目線入ってそうだから挙げにくいんだよなぁw

今年のトピックの一つとして、ノベマスにおけるMMDの導入があるんじゃないかなぁと思う。
特にストラビンスPは何から何まで凄すぎる。間違いなく今年のテキスト界隈MVP。
あ、そういや「食わず嫌い王」は間違いなく今年最強の新規シリーズじゃん!
短めだからあんまりシリーズ物っていう印象が無かったわー……w
ストラビンスP以外だと、
MMDを動く立ち絵+イベントシーン作りに利用してるベホイミPの「小野塚小町が〜」とか、
自由な静止画を作れるツールとして利用してるダイアルアップPの「妖精どうでしょう」なんかが代表的かな。
というか、三者ともMMDの使い方が微妙にズレてるのが面白いね。

というわけで、次はMMDの話に繋げることにしよう。
MMDが躍進を遂げたのは去年だろうけど、今年は「多様化」を成し遂げた一年じゃないかなー。
去年の躍進ってのは、765組が揃い、DSキャラが作られ、魔王が流行ったみたいなモデルの拡張における部分が大きかったと思うんですよね。
MikuMiku“Dance”って名前を冠している以上、やっぱり「踊らせるツール」という印象がまだどこかにあったと思う。
それが完全に「3Dモデルを自由に動かせるツール」というイメージになり、動画の幅が広がったのは今年ではないかということです。
上に挙げた、ノベマスへのMMD導入の本格化なんかもその一つの傾向かと。
まあ完全に僕の主観で書いてるので、実際のところどうなのかは知らないよ?

MMD界隈の製作者だと、やっぱり妖狐Pが頭一つ、いや三つ四つ分くらい飛びぬけてるなーと思う。
後はぽPも見逃せないかな。自由度の高いツールなので、センスがある人が触ると凄いことになるんだと「アマミスポッティング」にはつくづく思い知らされました。
そういやFRISKPってまだ全編MMDの動画は作ってなかったかな? 是非一度やってみてほしいなー。

次はアニマスMADの話で。
ぶっちゃけアニマスMADってアニメ放映前はどうなるのか全く読めなくて、
実際現状が活発的なのかそれとも元気がないのかどちらのかってことも判断できない。
でも何というか、20選で人気出るようなタイプの動画はそんなに無いだろうなぁという感じ。
上位にくるとしたら、シリーズ物のコブラくらいだろうなー。
後は双海少女の事件簿と、この間あがった最終回記念のよく出来た総集編動画がそこそこ伸びる可能性があるくらいかな?
(あの総集編動画、直前にあげた自作とあまりにもクオリティに差がありすぎて凹みすらしなかったw)

どうしよう、早くも書くことあんまりなくなってきた。
その他いろいろについて少しずつ適当に書きなぐっていこう。

手描き動画があんまり元気無かった気がした。
ああいうジャンルが元気ないと、何か界隈自体が縮小しているように感じられるんだよなぁ。実際そうなんだろうけど。
まあでも、Pixivに人が流れちゃったって可能性はありそうかな。
詳しくないからあんまり触れない方がいいと思うけど、東方界隈とかそれでだいぶ縮小しちゃったって聞いたことあるなー。

人力ボカロ界隈は一昨年のロボキッスの強烈な衝撃や、
去年のゆっきP・2番Pのドリ音Pに次ぐくらいの位置への成長→ドリ音Pが太陽の花で一強ぶりを見せつけるみたいな流れに比べると、
今年は驚くようなことは特になかったかなぁ。
強いて挙げるなら渡り鳥Pがサウダージでゆっき・2番の一つ手前くらいまで来たことと、2番Pが実は動画もバリバリいけましたーなことくらいかな。
ドリ音ライトプレイヤーレベルでも「相変わらず凄いなぁ」くらいで終わっちゃったし、
もう僕がロボキッス登場時を超える衝撃を味わうことはできないのかなぁと思う今日この頃です。あの動画は色んな意味で記念碑的。

ネタ動画界隈におけるジュピターの大活躍っぷりは予想外。正直あそこまで来るとは思ってなかった。
ガチPVもけっこう作られてるし、思ったよりは人気出たなーというのが正直なところです。

twitter始めた影響とかもあるんだろうけど、ニコマス民ってこんなにホモネタ好きだったっけと今年つくづく思った。
別に嫌いなわけじゃないんだけど、たまに何だかなーと思うことがある。
昔は「ニコマスPは女子小学生」だったけど、今だと「ニコマスPはホモ」だよね、うん。

自分がブログ始めたこともあって、今年は余所のブログも今まで以上にみるようになった。
最近は自分の視聴範囲から漏れた良作をNPさんとこと鴉さんとこで拾う視聴スタイルが定着したので、その両者には特に感謝。
印象深かった記事は上半期だとすごろくさんとこの春香さんの歌の考察記事、
下半期だとchaさんとこの息子にアニマス見せてみたシリーズかな。後者はニコマスではないけどw

何かえらいあっさり振り返ってたけど、ホントは今までで一番変化があったともいえる濃い一年でした。
公式でいろいろ動きがあったし、何よりも自分がブログを始めたことによる環境の変化が大きい。
動画の感想を発したり、ツイッターで他人と絡んだり、VRFのレビューに参加したり、
果てには自分で動画を作ったりと、本当に信じられないくらいいろいろあった一年でした。
今年に比べると来年は大人しくなりそうなもんだけど、まあ未来のことは誰にも分からないから何とも言えんね。
特にアニマス終了後の公式の展開が読めないのが、何というか少し不気味なんだよなぁw