アイマスライブ初体験記(前編)


タイトル通り、人生で初めてのアイマスライブを見にいってきました!
といってもまあ、ライブビューイングの方なんですけどね。

……と前置きして、かる〜くブログで感想でも書こうかと計画していたんですが、全然見通しが甘かった。
所詮はライブビューイングみたいな感じで完全に舐めてましたわー。
想像していたよりもはるかに熱狂的で感動的で、何かもう今頭の中グッチャグチャです。
こんな思考回路ショート寸前状態で感想書くのはどうなのよと自分でも思うんですが、
かといって時間を空けちゃうとそれはそれで書くのが怠くなりそうなんで、今この瞬間の想いを綴っておくことにしました。
たぶんめちゃくちゃな文章になっちゃってると思いますが、どうかご容赦ください。

ライブ初体験だと書きましたが、実は今まではチケット応募すらしたこと無かったんですよね。
それは時間や金銭の都合といったリアルの問題も影響していたんですが、
同時に「ゆーても歌うのはアイドルじゃなくて声優さんたちだしなぁ」
という思いがあって、それでわざわざいろんなものを犠牲にしてまで行くほどでもないか−というスタンスだったわけです。
そして今回も、近場の映画館でやってるみたいだったから「これならまあ…」と軽い気持ちで応募しただけ……みたいな感じでした。
だから特に気持ちの面でも所持品的面でも万全の準備をして臨んだなんてことは無く、
ちょっと長い映画を見にいくくらいの心持ちでしたね。
4時間もあったら途中で飽きちゃわないかなーとか、そんな不躾な心配までしてたなー。

そんな感じのゆる〜い気持ちで、
サイリウムも持たず、変わりにポップコーンなんて買って呑気に劇場へ。
僕の行った劇場はパッと見7割くらい席が埋まっていて、人口比は男性:女性=85:15ってな感じだったかと。
割り当てられた席は割と後ろの方で、画面が見易く出入りもしやすいラッキーゾーンでした。

左に座っていたのは大柄の中年プロデューサーさん(以下「ダルP」としておきます)、
右に座っていたのは、眼鏡をかけたプロデュンヌさんでした(以下「眼鏡P」としておきます)。
眼鏡Pは席に着くや否やサイリウムをポキポキ折り始め、横でポップコーンをムシャムシャしていた僕はビックリ。
聞いてみるとどうやら向こうも初アイマスライブだったらしいです。
それなのに片やサイリウムが、片やポップコーンが手に握られている……どうして差がついたのか…慢(ry

でも場内がけっこう静まっていたので、
「これサイリウムとか降る状況になるのかなー。みんな席で大人しく見るんじゃね?」という印象を抱いていました。

…が、しかし。

15:00過ぎて会場の映像が映し出され、そこで自転車(?)が流れ出した時、
アリーナのお客さんたちが早くもコールを入れていて、
それを見た劇場内の何人かも笑いつつ、一緒にコールを入れ始めたのです。
隣の眼鏡Pもわりとノリノリで参加してたので、僕もつられて「好きだよ!」とコール。
映画館に来てこういうことになるとは思ってなかったのでかなり戸惑いつつも、どこか楽しさを感じていました。
その後の社長と赤羽根Pの挨拶にもみんな楽しそうにリアクションを返していましたね。
(この辺かなりうろ覚えで書いてるので、もしかしたら間違ってるかもしれませんm(_ _)m)

確かこの辺のタイミングでアリーナの観客が皆起立するんですが、
そこで劇場内も「どうする? 立つ?」って感じの空気に。
そしたら隣の眼鏡Pがちょい躊躇いながらも「やりましょうよー」って言いつつ立ち上がって、
それを皮切りに観客の7割くらいが立ち始めました。
僕もポップコーンを倒さないように気をつけつつ、周りに合わせて立ち上がることに。

そしていよいよ、「READY!!」と共にライブスタート。
僕の一つ後ろくらいにけっこうな熟練者がいたようで、その人に合わせる形でみんなコールを入れ始めました。
「ステージ!」「おおお、ハイ!」「フッフー!」だのといった叫び声とともに、揺れる30人分くらいのサイリウム
僕も拳を握りしめ、エアサイリウムを振りながら一緒にその一員に加わっていました。
「ポップコーンを齧りつつ、椅子に座って大人しく鑑賞するはずが……どうしてこんなことに?」
なんてことを考えつつ、
でも周りに合わせて腕を振り、声を出すのが不思議と心地よくて、何とも言えない恍惚感に酔いしれていました。
このとき僕の目はおそらくモニターの声優さんたちよりも、周囲の数十人程度のプロデューサーたちの方に向けられていたんじゃないかと思います。
ここにきてようやく、「ここはアイマスファンばかりの空間で、そして自分もその一人なのだ」ということに気づいたんですよね。
リアルではアイマス好きだってことを隠していて、
アイマスファンというものを今まで直接目にしたことが無かっただけに、
それはなんだか現実味の感じられない、夢のような事実だったのです。

「READY!!」と兄弟分の「CHANGE!!!!」が終わり、声優陣の挨拶に移ったところで一旦着席。
笑い声をあげ、ときどきは周りに合わせてツッコミ(?)も入れつつ、でも頭の中はまだいろんな戸惑いでこんがらがってる感じでした。
そして回復し切れないまま三曲目、「乙女よ大志を抱け!!」へ。
こっからは眼鏡P含め、一部のサイリウム全色揃えているようなPしか立ち上がってなかったので、僕は座ったままコールしてました。
一部大好きな曲のときは立ち上がりたかったんですが、サイリウム持ってないせいで浮きそうだからできなかった><

でね、乙女大志はまあ素直に楽しんで聴けたわけですが、
その次がなんと「ALRIGHT*」なわけですよ。しかもあずみんがいきなり「イエーイ!」って絶叫しだすわけですよ。
もうそりゃ雪歩派Pとしては序盤からクライマックスみたいなもんで、
どうすればいいのか分からず、椅子に貼りついてただただ呆然としていました。
そして止めと言わんばかりに次が「空」。おいおいなんだこのセットリストは……。
なんかもう一時間も経たないうちに(?)いろいろありすぎて、既に頭の容量がいっぱいいっぱいって感じでした。
途中で飽きるどころか、序盤で容量オーバーというまさかの展開。
おまけに周りを見渡すと左隣のダルPが早くも泣いていたりして、
なんかもういろいろと満たされたような気分になって、「ここで帰っても、もう十分元とれたんじゃないだろうか」なんてことを考えてましたw

……なんかスゲー長くなりそうなので、ここで一度切っておきます。
というかここまで肝心のステージ内容の話を全くしてないですね。酷いこれは酷い。
序盤はステージの内容に気を配るほど余裕がなかったってことで勘弁してくださいm(_ _)m

続き→アイマスライブ初体験記(中編)