「アイドルマスター2 The world is all one!!」3巻感想

雪歩の太ももが眩しいざわわん3巻をようやく手に入れました。今回も雪歩がちょー魅力的で大満足!
雪歩・春香・響派はじめ、アイマス好きに自信を持ってお勧めできるコミカライズですので未読の方はぜひぜひ手に取ってみてください。
↓前に書いたおすすめ記事
「アイドルマスター2 The world is all one!!」がマジ良質なアイマス2スピンオフなのでみんな読もう

では以下、3巻の軽い感想をば。ネタバレ含みます。

前半は前回に引き続きPとアイドルの絆回復春香編。
中盤からSprouT外も含めた765全体の話になってきて、後半では竜宮にスポットが。
765全体にまで話を広げられるようになったのは、人気が出てきてある程度長く連載を続けられるようになったからかしら。いやはや嬉しい限り。
ここの作中の765プロの空気って、アニマスのみんな仲良し大好き大家族みたいなのとはまたちょっと違っていて面白いですね。
それぞれがユニット別にある程度独立していてみんなベッタリってわけじゃないけど、
やっぱり仲は良くてみんな一緒にトップになれたらなぁとちょっぴり考えちゃう程度の、ほどよい距離感がなんともいい感じ。
竜宮とSprouTのトリオユニット同士刺激し合う関係とかも素敵ですねえ。

あと作品を通じて感じるのが、キャラクターの感情を凄く大事にしているなぁということ。
前に書いたPの正体バレに対する3者3様の対応もそうだし、
今回も身分を隠していたPと彼を信じられなかった春香の、
お互いに対する罪悪感や後悔の念、それに伴う擦れ違いと解決への道筋を丁寧に描いている。
律子のプレッシャーやコンプレックスや嫉妬などなどいろんな感情が入り混じった葛藤とかもじっくり語ってくれたかなと。
そういう感情の機微をしっかり拾ってくれるからキャラクターが等身大な感じで感情移入できるし、魅力的に映る。
この子ならこう感じるだろう、こう動くだろうって方向に進むから、展開にも説得力がある。
キャラクター主体な作品では、やっぱり各々の心情を尊重することって大事だよなあと思いますわ。
乗り越えてきた出来事が一つ一つ各人の中に積み上がっていて、確かな成長が感じられるのもうれしいです。
20話で律子やSprouTたちのことを信頼して席を外したPと、
彼が不在の状況に動じず最高のパフォーマンスで応えたSprouTの姿からは、絆が育まれてきたことが深く実感できて凄く嬉しくなりました。
度々出ていた「信頼」ってワードがここでついにはっきりとした形になるのよね。うんうん素晴らしきかな。
その後の幕間エピソードも変装したSprouTが可愛いわ、「ドキン」のコマで思わずPとシンクロしちゃうわで至福でした。
ただ、この巻で「名字+さん付け」「裸眼」っていうここのP独自の味が失われたのはちょっと残念かなw
まあ名前呼びになるのは展開的に嬉しいしヘタてるPと弄るアイドルの図が面白いからいいんですが。
しかしリレ・アニマスに続けてここのPも眼鏡装備になると、僕の知る範囲での公式顔つきPキャラはみんな眼鏡っ子になっちゃうなぁw
プロデューサーは眼鏡装備がスタンダードという認識でもあるんだろうか、僕もコンタクトやめて眼鏡にしようかしら……なんて。

あとはそうそう、今巻も雪歩が最強で最高でした。
SprouTは「ユニット」としての描写が良くて、だからこそ最高のアイマス2スピンオフなんだと常々言ってますが、
今回もユニットとしての3人+Pの関係とその中の雪歩のポジションが実に良きかな良きかな。
一歩引いてみんな様子をよく見ていて、バランスに一躍買う縁の下の力持ち的活躍。
加えて徐々に図太くなってきたことからしっかり者のストッパー兼影のまとめ役としても存在感を発揮するようになって、
その逞しさや頼もしさを見ていると、「こんな雪歩が見たかったんだよなぁ」とつくづく嬉しくなり頬が緩んでしまうw
この素敵な雪歩とその仲間たち、彼女たちが紡ぐ物語がまだ続いていくことを嬉しく思いながら、4巻の発売を心待ちにしています。

以下、おまけとして雪歩が可愛いシーンをいくつか抜粋。

この包容力! やっぱりざわわん雪歩は一味違うぜ!

拗ねぽも可愛いよね! 前巻で縮まったPとの関係もいい感じですねえ。

こんな美少女がテレビに映ってたら5秒で恋に落ちますわ。いや〜いい仕事とってくるじゃないプロデューサー。

髪上げ雪歩すばらしー。凛々しいコスチュームの雪歩が見られなかったのは残念でしたが、この一コマで十分満足。

定番パターンとは違う新鮮な私服姿にときめく、しかもほんのりπ/。このコマは春香と響もかわゆいねぇ。

他にもしっかりユニットをまとめてる雪歩とか、ちょくちょく入るデフォルメされた表情とかもすんばらしいです。次巻ではどんな雪歩が見れるかなー。ワクワク。