「アイドル240人のペナントレース」設定メモ書き

前回記事:「アイドル240人のペナントレース」制作あとがき

こちらに引き続いて、
今度は動画の中では描ききれなかったアイドルやチームの設定について、ちょこっとだけ触れておこうかなと。

スタープレイヤーの能力設定につい

765…千早・雪歩・春香・真・やよい
竜宮…伊織・律子・あずさ・亜美・真美
961…美希・響・貴音・玲音
876…絵理・夢子・サイネリア・涼・愛
315…冬馬・翔太・北斗・四季・ピエール・握野・輝
346…卯月・未央・凛・静香・未来・翼

まずは、この主力メンバー6勢力を分けるところが出発点で、彼女たちに足りないところを他のデレミリアイドルで埋めていく感じで固めていきました。
他はまあ説明いらないだろうとして、
315のsideMメンバー4人のチョイスは、
輝…看板キャラだから
四季…大人気バンドユニットの代表として
ピエール…ミリオン星梨花やシンデレラみくみたいな4番手ポジション(?)っぽいイメージがあったので
握野…もう一人くらい欲しいなあ…ということで、残ってるメンバーから人気と使いやすさを両立してそうなこの人に白羽の矢が。
こんな感じで決定していきました。
最初は信号機の3人にしようかと思ってたんですが、ちょっとアクが弱い気がしたので…。
sideMキャラもデレミリ同様もっといっぱい入れる・各チームに分散するってことも考えたんですが、
実在選手リーグとの線引きがよく分からない男性キャラをたくさんいれると、
ただでさえガバガバな世界観がさらに曖昧になっちゃう気がしたので、一部ゲストのみに止めました。(いやもう十分手遅れだけど)
あとはまあぶっちゃっけ、sideMのキャラをよく知らないから勉強するのがしんど(ry
ちなみに、選手作成の段階ではミリオンの知識もだいぶ不足してて、
pixiv百科やニコニコ大百科の情報に頼りながらにわか仕込みで能力設定したので、今になって見返すとこのキャラにこの能力はちょっと違うなーってのもチラホラ出てきますね。
それ以外にも、智絵里の変化球は4球種で四葉のクローバー風にした方が面白かったかもとか、
響と愛の能力もっと差別化すべきだったなーとか、
今になっていろいろアイデアや後悔が湧いてきたり。たぶん今後も出てくるんだろうな…。

各選手の能力については動画で出してるし、
全員分貼ってると記事がクソ長くなるので割愛しますが、
人数の少ない961勢は多少優遇気味で、
人数の多い315のsideMメンバーや、876の夢子・サイネリア辺りは若干低めに設定しました。
オートペナントを回した中で、特に優秀だなーと感じた選手は以下のメンバー。
●投手
如月千早

おそらく一番優秀な先発投手ではないかと。高確率で最多勝を獲ってくれる。
イニング喰える分投手能力は美希・伊織とかよりちょっと低めにしたつもりだったけど、
千早の方が安定して好成績収めてる気がする。
牽制クイック打球反応とかのサブ技能的な特殊能力が案外強いのかも。
自分で操作すると、「打たれ強さ2」ですぐピヨるのに「ポーカーフェイス」でそれを悟らせないから替え時の判断が難しく厄介。
水瀬伊織

スペックは千早・美希・絵理辺りよりちょっと落ちる感じだけど、
鉄壁守備陣+律子のキャッチャー5補正が加わるので最優秀防御率候補筆頭じゃないかと。
アンダースローで139キロ出すのは現実だとヤバいけど、パワプロでは特に恩恵無し。
星井美希

球速制球変化球全て優秀でスペックはNo.1のはずなんだけど、
スロースターターのマイナスがデカいのか思ったほど無双しない。
もう一つの赤特能・力配分はスタミナ消費を抑えてくれるので、
すぐバテるこのゲームの仕様だとかえって優秀な気すらする。
尻上りの特能も相まって、調子がいい時は完封も十分狙えるのは流石エースの貫禄。
水谷絵理

こちらも最優秀防御率争いによく食い込んできますね。
ウイニングショットは無いけど、5球種持ちという実在選手にもいない唯一無二の個性が流石に強いみたい。
・最上静香

上のメンツよりもちょっと能力は抑え気味のはずが、わりと遜色ない成績を残す。
千早もそうだけど、左腕ってのがたぶんデカいんじゃないかなあと。左右のバランス調整を若干ミスってる気がする。
天ヶ瀬冬馬

防御率はちょっと劣るけど、最多奪三振獲りまくりイニング喰いまくりで何だかんだ優秀。
しかも実は打者としてもパワーA・PH持ちでジエンゴの鬼だったり。
島村卯月

平凡気味な基礎能力をメインヒロイン補正という名の特殊能力山盛りでカバーしていくスタイル。
投手性能そのものもそこそこですが、
実は「ムード〇」持ちで、登板していなくても野手全員の能力を底上げしてくれるのがかなり優秀。
先発投手といっても、シーズンの半分くらいは登板してるかベンチに入ってるかって感じですからね。
自身の登板時は、さらに勝ち運も加わって援護運の鬼と化す模様。
・玲音

リリーフ陣の中では抜群に優秀。
基礎能力も優秀なのに、最凶特殊能力投手威圧感を持っているのが極めつけかな。
原作設定上なるべく強キャラにしたいので、
登板機会を減らす方向でバランス取ろうと回復2をつけたけど、オーペナだとあんまり効力感じないですね。
実は打撃能力も優秀で、
8回に代打→9回に登板みたいな使い方も面白いと思うんだけど、CPUにそんなことは出来ないので実質無意味。
ちなみに、グラフィックはオッドアイを反映できなかったのを片眼隠して誤魔化してます。楓さんの方は諦めた。
萩原雪歩

玲音には劣るけど、他のリリーフの中では一番かなあと。
フォーク2球種持ちは対人だとたぶん優秀なんだけど、CPU相手にはあんまり意味ないような気がしますね。

・野手
秋月律子

パワプロ最凶チート能力「キャッチャー5」を持っている最強キャラ候補筆頭。
律子がいるだけで、おそらくチーム防御率が0.5くらい良化していると思います。
最初は流石に「キャッチャー4」にとどめておこうかと思ったんですが、
竜宮が思いのほかチーム防御率良くなかったので、思い切って5にしちゃいました。
律子を怪我で欠いたらたぶん竜宮は終戦する。
四条貴音

ミートAパワーAでPH威圧感持ちという文句なしの最強打者。
打率・本塁打とか個々の部門ではあんまり1位取れないですが、
双方を両立出来るのが強みで、毎回のようにopsがリーグトップを記録する。
この画像だけだと弱点が無いように見えますが、一応「併殺」の赤特能を所持しています。
本田未央

ミートA+AH持ちのナンバーワン安打製造機なうえに、
盗塁も出来てパワーもある、おまけにポジションはセカンド。
作った当時がちょうどデレアニ放送中で未央がホットだった時期なので、ちょっと贔屓しちゃったかもしれません。
一応他球団の二塁手に比べて守備力が劣るのが欠点ですが、この攻撃力があれば十分許容範囲のレベルでしょう。
天海春香

"打てる捕手"としての圧倒的アドバンテージに加えて、
こちらも「ムード〇」を所持しているので、主力以外の打撃能力がやや心もとないチーム全体を底上げしてくれています。
しかもこっちは常時出場orベンチ入りしてますからね。やっぱり春香さんって天使だわ。
ちょくちょくボールをポロっとこぼすのも天使のイタズラだよ!
ちなみにオーペナだと「チャンス5」は全然仕事してくれませんね…。
伊集院北斗

スラッガータイプでは貴音に次ぐ打撃性能で、しかも三塁を守れて守備もそこそこ。
ただ、この作品のサードはどこのチームも優秀なので言うほどアドバンテージじゃないかも。
渋谷凛

外野手ではおそらく最強キャラ、
成績の安定感が抜群で、安定して3割20本くらいの仕事をしてくれる印象。
選球眼持ちなので出塁率も良いし、
チャンス4持ちで打点も稼げる私の理想の天才系3番打者タイプ。
1,2番が優秀なこともあって、他球団のスラッガー勢を差し置いて打点王獲ったこともあったような。
我那覇響

ガンガン盗塁してホームラン打てる超攻撃的1番打者。
凛とは対照的に成績にムラがありますが、調子いい時はトリプリスリーも夢じゃない。
バント〇持たせてるけど、たぶんバントは滅多にしないと思います。
そういう選手が実はバント上手いってのがツボなんですよねー。ノリさんとか。

印象的なのはこの辺りかしら。
ただ、これはオーペナを回して成績眺めてた時の感想なので、
対戦モードでやりあってみるとまた違った感想を持つと思います。
例えば「盗塁5」持ちの315御手洗君とか実際に対戦してみたら、
出塁したら実質二塁打だわ、盗塁5の副作用でスタミナも削ってくるわでかなりの畜生だったので。

実在選手形無しになっちゃうような、強すぎる能力にはしないでおこうという類のリアリティ嗜好は持ち合わせてるんですが、
私は野球ど素人のクソにわかなので、
ちゃんと野球をわかっている人が見たら、そもそも能力の付け方そのものがおかしいって点とかけっこうありそうな気がしますね。
アンダースローPの球速がやたら速いのはゲームバランスの関係で見逃して欲しいところですが、
それ以外だと例えば、
「流し打ち」「広角打法」の特能をつけた選手がやたら左打ちばっかりなのは、後々考えるとちょっと違和感覚えたりとか。
(そういうのが代名詞になっている実在選手は大抵右打者な気がするので)
たぶん、この辺の特能が似合いそうってイメージだったアイドルが大抵左利き設定だったんですよね…。

ちなみにスタープレイヤーの大半は、
「あの選手みたいな感じにしようかな」というモデルを元に能力決めていったケースがけっこう多かったりします。
以下、モデル有りの選手をざっと書き並べてみます。

千早…内海哲也(牽制・クイック・フィールディングとかの諸技術に優れている左腕のイメージで)
雪歩…上原浩治永川勝浩(フォークを2つ持っているリリーフ、という点のみ)
春香…阿部慎之介・2005年の今岡誠(打点乞食的な意味で)
 真…松田宣浩松井稼頭央
やよい…中村晃
伊織…渡辺俊介里中智(「ドカベン」より)
律子…古田敦也(もはやテンプレ)
亜美真美荒木雅博井端弘和
美希…前田健太ダルビッシュ有
 響…陽岱鋼
貴音…小笠原道大落合博満
玲音…江夏豊
 愛…秋山幸二
冬馬…松坂大輔猪狩守パワプロより。PH持ちの打てるエースというコンセプトで)
翔太…赤星憲広川崎宗則
北斗…村田修一
握野…丸佳浩(選球眼が良くて長打・足もそこそこなイメージで)
未央…西岡剛
 凛…福留孝介糸井嘉男
静香…沢村栄純(「ダイヤのA」より。ムービング投手というコンセプトで)
未来…茂野吾郎(「MAJOR」より)
 翼…坂本勇人

もうほとんど原型を止めていない選手とか、
そもそもポジションが違うような選手もいますけど、まああくまで発想の出発点ということで。
個人的には未央=西岡が一番イメージハマっててお気に入り。
投球・打撃フォームもこのモデル選手に合わせたパターンがけっこう多いんですが、
千早のモデル・内海のフォームが「オーバースロー72」だったのはちょっと運命を感じました。ただのネタじゃなく、真剣に選んでこのフォームだったのですよ…。

アイドルの能力・チーム振り分けの決め方

765、346の2チーム以外は語らないまま終わっちゃったので、せっかくだから他のチームも含めて簡単に設定紹介してみようかな。
まず、スタープレイヤーを除くデレミリアイドル達のチーム分けをどのように決めていったかの手順を書いてみる。。
①まず、リーグ全体でどのポジションにどれだけ人数が必要か計算する
例えば捕手の場合、
1軍各球団に平均2.5人くらい、2軍にも最低1人ずつは欲しいということで、2.5×6+6=21人。
ここから、既にスタープレイヤーで確保できている3人分(春香・律子・涼)を差し引いて、だいたい18人前後になるように…って感じですね。
②アイドルをふさわしいポジションに振り分け、能力を設定
まず、各々のアイドルがどのポジションっぽいかというのを一通り書き出していきました。
志保は先発か中継ぎ投手、可奈は捕手、美穂は二塁手神谷奈緒はショートかサード…みたいな感じで、
そこから、①で決めたポジションごとの人数バランスにも収まるように、
溢れているポジションの子を何名か第二候補のポジションに回したりして、人数比を整えていく。
ポジションが確定したところで、それぞれの能力を設定していって完成!
そんな感じで、まず個々のアイドルありきで作っていって、
どちらかというと全体のチームカラーよりもアイドルそれぞれの「らしさ」に重きを置いた感じですねー。
ちなみに傾向の一つとして、
低年齢層のキャラは軟投派リリーフか守備力自慢の二遊間、
高身長巨乳キャラは一塁やレフトの大砲…みたいなパターンが多かった気がします。
③チーム振り分け
個々の選手の能力設定が決まったら、いよいよチーム振り分けへ。
どういう基準で分けていったかは、大きく分けると以下の3つでしょうか。

A:チームカラーに合った選手
B:既存の加入者と繋がりのある選手
C:チームに足りないところを埋められる選手

765エンジェルスの場合だと、
Aより、「正統派・王道アイドル」というチームカラーに合わせて小日向美穂をチョイス。
Bより、スタープレイヤーの春香と繋がりのある可奈を、さらに可奈との繋がりで志保をチョイス。*1
Cより、「サブポジで捕手も守れる内野手」という需要に合わせて珠美をチョイス。
ってとこでしょうか。
ホントはもうちょいいろいろ考えながら組んでたんだけど、書き出すとキリがないので割愛。
Cのパターンで加わる選手なんかは、そのチームのカラーとは微妙にズレてるような選手が多かった気がしますね。
というかどのチームにも「あっちのチームの方が合ってるんじゃね?」ってキャラが何人かいて、
例えば765エンジェルスだとフレデリカは961,ジュリアは315の方がそれっぽいと思うのですが、
あまりにも似たような選手ばかり並べすぎると、それはそれで偏りすぎてて球団のリアリティが薄れたり、人間ドラマを想像しづらくなるので個人的にはこれはこれで良かったんじゃないかなあと。
コンセプトがハッキリしているチームは魅力的だけど、
同じような選手しかいないのもそれはそれでつまんないよね、ってことで…。
④バランス調整
一通りのメンバー構成が決まったら、
後はひたすらオーペナを回しまくって、数回ごとに強化・弱体を施してチーム間のバランスを整えていきました。
完成形のチームでは、346,961>315,765>竜宮,876という感じに若干力量の壁を感じる気もしますが、
一応全チームの優勝・最下位パターンを確認してるので、現実では早々お目にかかれないレベルの団子リーグになってると思います。
動画中の強豪とか万年Bクラスとかいう設定は後付けで、元々はどの球団にも優勝の可能性があるようにって作ってましたからね。
まあ、各選手の能力は「今シーズン終了後にこれくらいの成績を残して欲しい」と考えなら決めてたので、*2
弱小設定の765,876辺りも成長曲線に乗ってきて、今シーズンでは961らと遜色ない状態になっている…ということで。

各チーム紹介

●765エンジェルス

コンセプトは王道・チームワークの良さ。正統派アイドルを中心に構成。
実は当初、フリルドスクエアの中で忍ちゃんだけが別チームにいたので慌てて変更したのですが、今度はあずきちゃんだけ二軍で若干仲間外れみたいになっちゃいました。
私はデレミリの定番組み合わせみたいなのにけっこう疎いので、他にもこういうツッコミどころけっこうあると思います。
ゆかゆかのりこの中で水本さんだけがこのチームにいたりとか…。

ユニフォームのモデルは、

ホームユニが765エンジェルス(SP時代のDLC野球衣装)、ビジターユニがファミスタの765スターズですね。

設定は、黎明期から続く古豪の伝統球団・今は暗黒時代を迎えた弱小球団って感じです。
現実の球団に例えるとチームカラーが近いのはロッテ、
設定上の立ち位置が近いのは90年代の阪神って感じかな。ただし阪神と違って人気も6球団最底辺なもよう。

戦力バランスは動画でも述べた通り、全体的にどこも凹凸が無く平均レベル、強いて言えば守備がややいいかなーって感じ。守備が上手いとちょっと暗黒球団感薄れますね。
2点評価した先発も、個々の能力は見た感じそんなに悪くないと思うんですが、
オーペナで回すと千早以外はみんないつも規定下位だったので…。やっぱり中5日ローテがちょっとキツイのかしら。
打撃は春香さんのムード〇効果もあってかチーム打率は高いけど、
ホームランや盗塁は少なめで、みんなでコツコツ繋ぐチームって印象ですね。まあ今回の動画では真逆の展開になってたけどw

そういえば個人的には2番にバントマンを置くのはあんまり好きじゃないんですが、
まあテンプレお約束も大事だよねっていうのと、
出塁率はいいけど盗塁が苦手なやよいと、チャンスに強い強力クリーンナップに挟まれてるこのチームの2番だとバントも結構有用ではないかと。
というか小日向ちゃんはミート力もそこそこ、何より選球眼+慎重打法持ちの歩ける子でただのバント専ではないんだけど、
ゲームの仕様で少なくとも後者の長所は消えてしまうのが残念ですね。

そういえば動画のコメに「この戦力で万年Bクラスなのかよwww」っていうツッコミがあって、まあ実際後付け設定だからいろいろこういうの出てきちゃうんだけど、
一応いくつか言い訳…もといフォローをしていくと、
・企画の主旨もあって、主力5人前後だけ見ればどの球団にも有能な選手が平等にいる。
・アイドルチームは実在2球団合同チーム(巨人+日ハムなど)と近い戦力になるよう作ってるので、
普通の実在チームと同じような感覚で見るとかなり強そうに見えてしまう
・765Aは26,27歳に主力が集中しまくっているので、この黄金世代が育ってない頃は選手層が悲惨だった
・昨季は前半にリリーフ陣が崩壊。セットアッパー志保・クローザー雪歩の配置転換で何とか立て直すと、
後半からはエース千早が怪我離脱して先発ローテがボロボロ…みたいな感じで上手く歯車が噛み合わなかったのがBクラスの原因。
磐石の体制で一年闘えていたら、たぶんAクラスも夢ではなかったのです。
…のわりに解説者の下馬評が低いのは、まあ万年弱小だから確変じゃないか疑われているということでw

ちなみに、このチームの本拠地はどこにするかかなり迷った末に最初神宮にしていたのですが、
10thライブの発表でめでたく西武ドーム一択になりました。
基本的にアイドルチームの本拠地は2013年Bクラスチームから選ぶようにしていたのですが、こればっかりはどうしてもねえ…w
ちなみに西武さんはフリーのほもフィーに移ってもらいました。西武ファンの人すまんな……。

●765パレスオブドラゴンズ

765と略すと被ってしまうので、巨人みたいな感じで通称竜宮。唯一の漢字表記。
なんでこうなったかというと、まあぶっちゃけいい感じの語呂合わせを思いつかなかったからですね。
一応こじつけた設定としては、
765エンジェルスのお家騒動でチームが2つに分裂して、新しくできたほうがこの竜宮ということになっています。
ついでにこの分裂騒動が、かつての強豪だった765が衰退していく原因ということにも。
アイドルチームは実在球団みたいなオーナー企業という概念がなく、チーム自体が独立経営してる的なノリの設定なので、
同じ"765"の名を冠していても、2球団を同じ勢力が所持していて八百長してるとかそういうことは一切ないよ!

選手チョイスはこちらもわりと王道よりですが、あずささん・律子の系譜でお姉さん系と眼鏡キャラが多い気がしますね。
蘭子と小梅がこのチームにいるのは自分でもちょっと謎だけど、
たぶん全体的に落ち着きすぎてたのでちょっと刺激の強いキャラを加えてみたかったのだと思います。
まあ亜美真美辺りが上手く弄り倒してくれるから、きっと浮いたりすることはないでしょう。

ユニフォームのモデルはホームがSMOKY THRILLでお馴染みのパレスオブドラゴン
ビジターが七彩ボタンでお馴染みのプリンセスメロディ。これはどっちも分かりやすいんじゃないかな。
ちなみに、プロ野球のユニフォームはホームが白基調・ビジターが色物というルールになっていますが、
こういう衣装再現に拘りたかったので、アイドルチームはホームが色物、ビジターがなるべく白系統って感じになっています。

二遊間を中心に鉄壁の守備人+充実した投手陣に決定力にかける打線、そして本拠地はナゴヤドームと、
チームカラーのモデルはあからさまに中日(特に落合政権末期辺り)ですね。
設定上の立ち位置も中日…というとちょっと名門すぎるからヤクルトくらいかな。
キャッチャー5の捕手の存在を前提にバランス調整されていて、
その選手が抜けるといっきに弱くなってしまう辺りも無駄に中日に準じてますね。
しかも中日はその谷繁が大ベテランですぐに引退しちゃうから、ホントにパワプロでは不遇なチームなんですよね……。

●961フェアリーズ

コンセプトは「黒井社長が好きそうなアイドル」といったところで、
ゴージャス、風格・気品があるようなアイドルをピックアップしていきました。
髪の色が銀・銀・金・金な内野レギュラー陣をはじめ、髪の色がカラフルで見るからに華やかなチームですね。
ちなみにメンバーを組んだのはデレアニの放送よりも前の事だったんですが、
クローネの初期メンバーの中でフレデリカ以外が全員このチームに固まっていて、何か逆にもどかしい感じになってしまいました。
常務と中途半端に気があってしまったのが良くなかった…w

ユニフォームのモデルはホームがフェアリー衣装・ビヨンドシリーズ
ビジターがジュピターの初期衣装「ブラッキッシュ961SP」です。

チーム設定はアイドルリーグの盟主・絶対王者という感じ。
黒井社長がセの黒井・パのナベ〇ネと並び称されるような豪腕を発揮して、
資金力と独自のスカウト網でガンガン優秀な選手を引っ張ってきているのが強さの秘訣。
設定上の立ち位置は言わずもがな、
先発の力に物言わせるチームカラーとかも含めてやっぱりモデルは巨人かな。

●876ディアリースターズ

コンセプトはフレッシュ・エネルギッシュ。
元気で勢いのある選手を中心にチョイスしていて、波に乗ると恐ろしいが崩れ出すとなかなか歯止めがきかなくなるってイメージ。

ユニフォームのモデルは、ホームがOFAのDLC登場時の衣装
ビジターがデフォルトVo衣装(スノーストロベリー)です。

チーム設定は、創設以来だいたいBクラスの弱小球団だったが、
十数年前くらいに、スーパーエース日高舞を中心に黄金時代を築く。
舞の突発的な引退後に、徐々にチーム力が落ちていき今はまた弱小に逆戻りって感じです。
チーム復活の切り札としてドラ1に担ぎ上げられた舞の娘・愛が投手としては芽が出なかったものの、
重圧にもめげず野手転向してついに花開き始めた…という妄想エピソードが個人的お気に入り。

戦力としてはスタメンに走力Aが3人並ぶ機動力が自慢で、ガンガン走ってくるのが持ち味。ここと戦うと春香さんの盗塁阻止率がボロボロになります。
チームカラーが近いのは広島、
球界での立ち位置も、黄金時代=赤ヘル打線時代と考えればやっぱりカープかな。

●315ジュピター

リーグで唯一、男性アイドルプレイヤーを採用している異色の球団。
(876・秋月涼は元々女性選手として入団していた設定)
男性アイドルプレイヤーとパリーグの実在プロ野球選手とでは何が違うんだという疑問が湧きますが、この辺の設定ガバガバっぷりはもう見逃してくださいとしか…w
女性アイドルのチョイス基準は、パワフルで派手な子って感じでしょうか。
961と同じく、ここも髪の色がカラフルで見ていて華やかですね。

ユニフォームのモデルは、ホームがsideMジュピターCDのジャケット
ビジターが、白ジュピターこと「ヴァイスジュピター」…のつもりが白一色であまりに地味だったので緑を付け加えたら、なんかダサくなってしまった。

次回予告でもちょろっと流しましたが、
リーグ1の強力打線と、リーグ1燃えやすいリリーフ陣ってのが特色。
最強の矛と最弱の盾という非常にわかりやすいチームですね。
チームカラーが近いのは近鉄・西武辺り、
球界での立ち位置も豪快さ・緩さで近鉄か、独自の道を突き進む話題性は日ハムっぽさもあるかな。

●346エヌジェネレーション

設定とかはだいたい動画で描いたとおり。
人気も実力もメキメキ伸びてきている創設9年目の新鋭チームってなところです。
選手構成はデレミリの王道メインどころ+個性派って感じでしょうか。
「346」の名前を冠しているのでシンデレラガールズチームっぽく見えますが、
作者としてはデレ・ミリの信号機合同で「新世代代表チーム」っていう主旨のつもりでした。
(というかシンデレラとミリオンのアイドル自体は全チームにいますしね)
事務所名で差別化出来るのがシンデレラの方だった関係で、ちょっとシンデレラがメインっぽく推されてはいますが。

一応ユニフォームも、ホームはデレアニ「Star!!」の衣装
ビジターはミリオンライブの1stライブ衣装と、青赤二色に分けて両者の要素を盛り込んでるつもり。
あんまり深く考えずにこういう設定にしてたんですが、コメントの反応とか読んでるとデレミリ合同チームっぽいノリはちょっとマズかったのかもなという気もしたり。

戦力は全体的にど高いレベルでまとまっている印象。総合力はたぶん一番じゃないかしら。
拓海・未央・翼らレギュラー内野陣にエラーが多い関係で一応守備を2点評価してましたが、
守備力そのものはそんなに低くないし、外野陣やかな子のキャッチングなど他は優秀だし、
控えにも星梨花愛海ら優秀な守備要員が控えているしで、守備も言うほど悪くはないような。
時勢的にこのチームを主人公に据えて進めるってのもアリかなあと思ったんですが、
(巨人ファンのくせに)弱小球団視点の方が好きなので主役側にするにはちょっと強すぎるかなあって気がしたのと、
後はやっぱり慣れ親しんでる春香たちの方が知識量的にテキストが書きやすいってのとで見送りました。

チームカラーは最近のソフトバンクっぽい感じかな。
リーグでの立ち位置もSBと、新設球団要素で楽天とを足して2で割った感じかしら。

ひとまず設定蔵出しはここらで一息かな。

見ての通り、ガバガバな後付け設定だらけでとても続けていけるような動画じゃないんですが、
投稿してみたらやたら伸びるわ、お気に入りユーザー登録されるはでちょっとビックリでした。
特に後者は、PV系の動画作った時なんかは全くないレスポンスなので驚きでしたね。
再生・マイリス数も精一杯ポジってマイリス500、いや300くらい伸びてくれないかなーって感じだったので、その上を行くとは思わなんだ。
「大田はレギュラー固定すれば.250 20本くらい打つから…」とかポジりまくってたら.280 30本くらい打ったみたいな感じですね。

こんだけ見てくれる人がいるなら続けてみたい気持ちもあるっちゃあるんですが、
・設定・構想練ってなさすぎて完結までのビジョンが見えない。続けるとすぐにメッキが剥がれる。
・活躍するアイドル・ダメなアイドルが分かれてコメントの空気が心配
・作るのにわりと時間がかかるうえ、私事ですが4月から職場の環境が変わりそうでますますどうなるやら
・私個人としては、二次創作連載作品なんてしんどくなったら逃げ出してもいいと思ってるんだけど、
ウソm@sという免罪符を捨てて一度始めてしまったら
完結させるが義務って思ってる人や、純粋に完結まで見たいと期待を寄せてくれる人に対して責任を取れるのかと。
……などなどいろいろと障害が多すぎて、どうすっかなーと大変悩ましいところ。
ただ、せっかくだからまだ未登場の残り4チームと試合するまではとりあえず続けてみたいなーとも思えてきたり。その後で投げ出してもいいなら…

何はともあれ、とりあえず大変多くの方見ていただけて非常に嬉しかったです。ありがとうございました。

*1:劇場版いおしほ大好き民としては志保を竜宮に置きたい気持ちもあったけど、世間的に王道はかなしほだろうということで。某ジャンプ作家も激推しですしね!

*2:例えば作中設定だとやよいは前年度成績.311でしたが、実際の能力は今シーズン.330くらい打って欲しいっていう意図で設定しています。